引退挨拶 近藤

とうとうこの日がやって来ました。

4年スナイプ近藤亘です。


先週、福井県若狭和田マリーナでの全日本インカレを終え、4年間のヨット部での活動から引退しました。


団体戦の結果は、御存知の通り[総合5位]と、目標の総合優勝には届かないものの、あれだけの逆境からここまで返り咲いたのですから、チームの一員として誇らしい成果と言えます。




しかし、

個人としては、大変苦しい展開でした。


初日のノーレースでも、かなり後ろの方を走り、気を揉みながら迎えた2日目の第①レースでは、55位。

最終日の第②レースでは、前日のブラックで20艇排除された中、38位。


最終の第③レース前にクビになり、支援艇の上で、同期の活躍を横目に、やるせない思いでラストを迎えました。




……。


以前、下級生の頃を振り返ったのもがあるのでリンクを添付しておきます。

1年生のときの私↓

https://qyacht.jimdo.com/2017/08/07/1%E5%B9%B4%E7%94%9F%E3%81%AE%E8%BF%91%E8%97%A4/


2年生の私↓

https://qyacht.jimdo.com/2017/09/25/2%E5%B9%B4%E7%94%9F%E3%81%AE%E8%BF%91%E8%97%A4/




3年生に上がってから。


舵をはじめて持ち、ずっとライバルだった加崎とペアになり、右も左も分からない所からスタートしました。


先輩に可愛がってもらう時代は終わったと認識し、何とか上位艇をギャフンと言わせようと、夏練習も基本動作から徹底的に研究しましたが、蒲郡インカレでは結局クルーに転向し、高山と出させてもらいました。

スキッパーとしてのレベルの差を感じましたね、集中力と反応の速さに驚きました。




4年生では1からやり直して、とにかくボートスピード、どんな時でもボートスピードを求め、ヘルムの感覚に神経をすり減らして訓練して来ました。

九州での大会で少しずつ前を走れるようになった時には、本当に嬉しかったです。


そして、監督に無理を言って、トレーラーでの運搬を許してもらい、トラックの運ちゃんみたいに船を引っ張り、沢山の遠征に出させてもらいました。

この1年で何回関門海峡を渡ったことでしょう!!


お陰様で、輝くセーラー達と触れ合う機会が多くあり、本当に素晴らしい経験を積ませてもらいました。




先月、インカレ1ヶ月前、高橋のクルーとして3番手としての点数を稼ぐ計画で、スキッパーを降りようとしました。

結局スキッパーとして出場できましたが、初めてのスキッパーでのインカレで、意気込むというよりも緊張に耐えるような面持ちでした。


全て終わった今、伊良皆とのペアでチャレンジできたことは良かったと胸を張って言えます。

しかし最後、福井のインカレでは、沢山のサポートを受けながらも、勝利に貢献できなかった自分の実力に失望しましたし、有終の美を飾れた同期の皆を羨ましくも思います。




残念無念。


それでも、、、


胸を張って引退できた、

それは、可愛い後輩がいたからでした。




僕が4年生に上がってからというもの、、、

沢山の後輩が(特にスナイプ)、バース(艇置場)や飲みの席で、被害に遭いましたね★笑。

「早く引退して欲しい」と思う後輩は沢山いたでしょう…笑


が、大好きな後輩に囲まれて、活動できたことが、何よりの宝でした。

おかげでヨット部を愛することができました。




これからは、3年生が核となり、より力強い活動を続けて行くと思います。


僕が入部してからのヨット部は人数も多かったですが、その中でも、みんなが主役で輝いているところがこのチームの良いところだと思います。


心から応援しているので、思いっきり、精一杯頑張って欲しいと思います!!!!!




そして、ずっとずっと可愛がってくださった先輩、多くを教えてもらい、ひと回りもふた回りも成長させてもらいました。


平畑監督には、社会人としての礼儀や振る舞い方を手取り足取り教えて下さいました。

どんなに先回りして段取りを考えても、その1つ先2つ先を見据えた気配りを示され、いつも「言われた通り」の仕事しかできませんでした。


これからは、自分の人生を1から仕切り直し、情熱と理性を持って挑戦の日々に励みたいと思います。

精進致します。




これからも多くの場面で皆さんにお世話になると思いますが、どうかよろしくお願いします。


本当にお世話になりました。




槇原、来年も頑張れよ!!