お世話になっております。
九州大学ヨット部前広報部長を務めました、菅稜太朗です。
江の島インカレ、最終レース終了後。
遠くにいた本船への挨拶を終え、ハーバーまで曳航で帰る時間は、永遠であるかのように長く、永遠であってほしいと感じるほど、このままでいたいという感情を認識しました。
そんな思いとは裏腹に、曳航は終わり、引地の涙を目にした時、全てが終わったことを実感しました。
そして今。
知らない内にリニューアルされたHP、初めて受けたブログ催促のライン。一つ一つの些細なことから、その実感は強まるばかりです。
4年間。特に昨年の9月あたりからは途方もなく忙しく、一瞬のことのように感じます。
しかし、今振り返ってみると、本当に濃密でこの上なく幸せな時間だったと思えます。
こう思えるのは、先輩方や後輩、保護者や関係者の皆様、そして同期に恵まれたからです。
先輩方
右も左もわからず、世間知らずであった僕を温かく受け入れ、ご指導いただきました。先輩方からはヨット部に関することはもちろん、礼儀や生き方そのものも教えていただいたように感じます。本当にありがとうございました。
保護者の皆様
コロナの規制も徐々に薄れ、それに応じて学年が上がるごとに直接応援いただける保護者の皆様の数が多くなったように感じます。
皆様一人一人が優しいお声がけをいただき、各大会・イベントにて皆様とお会いするのが本当に楽しみで仕方がなかったです。
SNSやHPでにて、時折いただけるご声援もとてもありがたく、僕たちの活動を後押ししていただきました。
様々な形でご支援いただき、ありがとうございました。
後輩たち
特にこの1年はたくさんの無理を強いてきたと思う。それでも、1年間ついてきてくれた本当にありがとう。
君たちは本当に苦しかったのかもしれないけど、飯が多いだの4合食べたいだの、写真が少ないだのかっこよくないだの(同期から言われるときは本当に腹が立ちましたが)、ひとつひとつが大切な思い出です。
瑠奈、萌生、心愛は3人とも本当に素直で、行動力があって、頼りがいも出てきて。何より3人といるときは本当に楽しかった。
居場所を作ってくれてありがとう。
同期
多くの先輩方や後輩たちを見てきましたが、この代で良かったと心から思います。
特に、前田将太郎の隣で4年間を過ごすことができたこと。
なんやねんと思うことも何度もありましたが、僕はずっと彼のファンだったのだと思います。
彼の言動に何度も何度も駆り立てられました。これは僕だけではないと思います。
多くの方とめぐり逢い、4年間を終えることができました。
心残りがあるとすれば、後輩たちに勝利の姿を見せられなかったこと。
小戸インカレ、第1レース。九大はスナイプ団体2位に食い込んでいました。あの時の、言葉では言い表せない感情を今年も感じさせてあげたかった。
ヨット部で過ごしたこの4年間は、決して取り戻すことのできない幸せな時間でした。
4年間。見守っていただき、本当にありがとうございました。
九州大学ヨット部前広報部長
菅稜太朗
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