こんにちは。1年選手の宮坂春陽です。
「入部理由」について書きます。
九州大学に入ったのもヨット部に入ったのも高校の友人、尾崎朔太郎君の存在が大きいです。入学式の日にヨット部からチラシを貰った彼に誘われ教室ガイダンスに参加。そこで印象的だったのはある種の依存症と言えるほどヨットの魅力に取り憑かれた先輩の姿でした。なぜこの人はここまでヨットというものに魅せられているのか。ヨットという競技を何も知らない僕は好奇の感情を抱きました。その後試乗会に参加し入部を決めました。入部をするかは迷ったけれど自分の中でヨット部に入れば自分に足りないものが手に入るのではないか。そう感じたことが決め手でした。
ヨット部に入って一番印象に残っているのが、「マークブイ(海上の目印)」の存在です。
海の上という目に見えるコースがない場所で行われるヨット競技では、決められたマークブイを目指して回航しながらゴールを目指します。果てしなく広がる海の中でマークブイがあることで目指すべき方向が定まります。
大学生活は良くも悪くも自由です。高校まではある程度進むべき方向が決まっていました。小中高の義務教育。最終的には大学受験という目標に向かい努力する。しかし大学は違います。4年間のモラトリアム、人生の夏休み。何を選ぶのか、どのように過ごすのか、すべてが自己責任であり、制限がほとんどありません。
その自由さは時として大海原に放り出されたような不安を生みます。どこに向かえばいいのか、自分がどこにいるのかすらわからなくなることもあります。最近は特にそうした意識に駆られます。
そんな中でヨット部の存在は僕にとってある種のマークブイとして機能しています。今は始めたばかりでヨットの動作にも慣れずまだ速さを追い求める段階には至っていません。
ただ、朝横切る今宿海岸から香る潮風、簡単な動作が上手くいったこと、一瞬で変わる空模様、千葉なら夜になっている時間なのにまだ明るい福岡の空、夕焼けに染まった海、ヨット部に入ったことでそういったものに新鮮さを感じています。
そういう初心者だからこそ味わえる新鮮な喜びを噛み締め頑張っていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。失礼いたします。