こんにちは、主将の佐伯晴大です。
先週末の2月7日(土)、8日(日)の二日間、新門司マリーナで開催された「FE28R SAILING BOOTCAMP in SHINMOJI 2026」に参加してきました。
このキャンプは、2025年全日本ミドルボート選手権の総合優勝艇〈夏子〉を率いる舩澤泰隆氏や、SAILFAST代表の後藤浩紀氏といった、日本のトップセーラーの方々から直接指導をいただける貴重な機会でした。
日曜日は強風のため残念ながら出艇できませんでしたが、土曜日はトップレベルの走りを間近で体感し、非常に濃密な時間を過ごすことができました。
今回のキャンプでは、一緒に乗ってくださったOBの先輩方に大変お世話になりました。
学生だけでは気づけない視点や、キールボート特有の連携についてサポートしていただき、本当に心強かったです。この場を借りて改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
今回の経験を通じて、私の心に深く刺さったことが二つあります。
一つ目は、舩澤さんから頂いたある言葉です。
「結局のところヨットは遅いか速いかに尽きる」
私たちは普段の練習で、つい「セオリー」や「形の綺麗さ」に思考のリソースを割いてしまいがちです。しかし、それらはすべて「船を速く進める」ための手段に過ぎません。
どんなに高度なことを考えていても、結果として船が遅ければ意味がない。シンプルですが、ヨットの本質を突いたこの言葉にハッとさせられました。
そして二つ目の大きな気づきは、一緒に乗ってくださったOBの先輩方や、トップセーラーの方々の「コミュニケーションの量」です。
キールボートに乗っている皆さんは、とにかくよく喋ります。
「今、船が速いのか遅いのか」「角度が良いのか悪いのか」。
常に現状を言語化し、情報を共有し続けていました。
普段の自分たちのヨットを振り返ると、まだまだ会話量が圧倒的に少ないと感じました。
静かに乗っているだけでは、ズレに気づくのが遅れます。「なんとなく」ではなく、常に「良い・悪い」を口に出して確認し合うこと。それが結果として、舩澤さんの仰る「速い」状態をキープすることに繋がるのだと痛感しました。
「速さにこだわること」と、そのために「常に情報を発信し続けること」。
今回のキャンプで得たこの二つの教訓は、これからの私たちヨット部の活動において、大切な指針になります。
ディンギーに戻っても、この感覚を忘れず、常にボートスピードと向き合い、泥臭く言葉を交わしながら練習に励んでいきます。
最後になりましたが、このような素晴らしい成長の場を企画してくださったECL AGENCY様、ご指導いただいた舩澤様、後藤様、そしてサポートしてくださったOBの皆様に心より感謝申し上げます。