後悔のない選択を

「後悔のない選択を」

 

こんにちは!4年スナイプクルーの久野克海です!

 

最近は暖かくなり、九大の坂を自転車で登っていくと汗ばんでくるような季節になりました。毎週のように新歓をする時期になり、新学期が始まったことをひしひしと感じています。

 

さて、今月のブログのテーマは「ヨット部の魅力」です。新歓期間中でもあるし、1年生に向けて書くようなブログなのかなって勝手に思ってます。僕がヨット部に入った理由というか、ヨット部を続けている理由は前回のブログで結構書いたので、まだ読んでない人は、なんか、サングラスかけて船を引っ張りながら歩いてる人の写真を遡って探してみてください笑

 

じゃあ、今回は何を書こうかと考えたのですが、まぁ、4年生らしく3年間続けてきたことで得られたものでも書こうかなと思ったので、拙いですが最後まで読んでいただけると幸いです。

 

新歓をしてて、サークルじゃなくて部活を続けていることで人として成長できる、人間力みたいなものが身につく。僕は1年生にそう言っています。新歓の常套句だと思います。でも1年生の僕は思ってました。人としてって何?と。だからこそ、抽象的な人として成長できるって一体何?について自分で考えを巡らせたのでそれについて書こうかなと思います。

 

丸3年ヨット部で過ごしてきた僕なりの結論として、部活を続けることで得られる「人間力」には、大きく分けて「部運営的な面」と「競技的な面」の2つがあると思っています。

 

まず「部運営的な面」。

大学の体育会は、数十人の組織をまとめ、年間計画を立て、OB・OGの方々と連携し、多額の予算を管理します。これはもう一つの小さな会社を経営するようなもので、社会に出てから間違いなく活きる「組織マネジメント力」や「コミュニケーション能力」が鍛えられます。

 

ただ、ここでヨット部の魅力として「運営力」を語るには、僕には少し説得力が足りません。なぜなら、僕は部運営の中核をゴリゴリに回しているタイプではないからです笑。

 

なので、他の幹部がどこかで語ってくれることを期待しつつ、今日は僕が一番実感しているもう一つの側面。純粋にヨットという「競技」に所属しているからこそ得られる人間力について書きたいと思います。

 

結論から言うと、競技面から鍛えられる人間力の正体は、「逃げられない環境で、自分のダサい部分と徹底的に向き合い、それを乗り越える力」だと思っています。

 

サークルももちろん楽しいです。自分の好きな時に行き、気の合う仲間とワイワイできる。でも、究極的に言えば、しんどくなったら、距離を置く(逃げる)ことができます。

 

一方、部活の競技はそうはいきません。

特に僕が乗っているスナイプ級というヨットは2人乗りです。強風で海が荒れ狂っていても、寒くて手が凍えそうでも、自分がハイクアウト(体重を外にかけて船のバランスをとる動作)をサボれば、船は遅くなり、ペアの先輩や後輩にダイレクトに迷惑をかけます。

 

試合で負けた時、「波が悪かった」「風が読めなかった」と言い訳するのは簡単です。

でも、本気で勝ちを目指すヨット部では常に「じゃあ、その波をどう越えるべきだったか?」「なぜ風の予測を外したのか?」という課題意識を突きつけられます。

 

自分の実力不足、頭の回転の遅さ、メンタルの弱さ。日常なら見ないふりができる自分の「ダサい部分」を、嫌というほど直視させられます。

 

「人として成長する」というのは、ただ筋肉がつくことでも、挨拶ができるようになることでもありません。自分の弱い部分を認めて、それを克服するために仮説を立て、泥臭く実行し、失敗し、また考える。その無限ループから逃げない覚悟を持つことです。

 

これは、就活でも、社会に出てからも、間違いなく自分を支える最強の武器になります。少なくとも僕は、ヨット部に入っていなければ、こんな風に思考し、もがき苦しむ自分には出会えませんでした。本当は部屋にこもってアニメを見たり読書したりするのが大好きなインドア派の僕が、ここまでヨットに、勝つことに情熱を注げているのが何よりの証拠です。

 

新入生の皆さん。大学生活の4年間は、思っている以上に長くて、そしてあっという間です。もし今の自分が「ちょっと自分を変えたい」「何かに本気になって、自分の限界を超えてみたい」と思っているなら、それができる最後のチャンスが大学4年間だと思っています。

 

まぁ、色々書きましたが、これが人として成長出来たと、僕が考えている内容です。人によってはまた、成長を実感している部分は違うと思います。それでも4年間部活を続けていると、続けている途中では後悔が発生するかもしれませんが、最後まで続けて後悔することはないと思います。今は何を始めるか、また、何を続けるか悩む時期だとは思いますが、是非後悔のない選択を、自分の意思で決めてくれたらなと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。