おはようございます!
4年スナイプクルーの冨田です。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
九州大学ヨット部は470級、スナイプ級、総合、そしてOB戦も全てのクラスにおいて一位の完全優勝を果たしました!!!!
(大勝利に歓喜)
レースの詳細について広報のマネージャーたちが大いにお知らせしてくれてるので言うまでもないでしょう。
自分が初めての七大戦を一年生として西宮で体験したとき、七大戦における九大勢の圧倒的な強さに本当に痺れました。(西宮でも完全優勝だったと思います)
それ以来「自分も先輩たちみたいにこんな強いセーラーになれるのだろうか」という自問自答をずっと繰り返しつつ一年生のときから全力でヨットに打ち込んできました。
しかし初めて出場した二年生のときの琵琶湖における七大戦ではまさかのスナイプで優勝を逃し、470におんぶにだっこのスナイプといったイメージがこびりついてしまったこともありました。
一位をとることの難しさと、ビブスをきたレギュラーとして前を走ることの責務の大きさにおののいたレガッタとして記憶しています。
その後夏休みでの強化遠征を進めたことでインカレでは470に負けず劣らずの戦いを見せ、20何年ぶりという総合入賞を九州大学ヨット部が果たせたのもこの七大戦における負けがあったからかもしれません。
そしてついに自分が今や幹部として部を担う立場になり、誰よりも部に成績でも貢献しなくてはならない立場となりました。
個戦が終わり七大戦が始まるまではっきりいって幹部としてこれからやってくる7連覇をかけたレースに戦々恐々としていたのは否めません。
「前回負けた土地」として禍々しく君臨する八景島においてまたしても連勝を阻止されるのではないか。
そういった心配が常につきまといました。
他大学にも各水域の予選を突破し全日本個人戦に出場するメンバーも多くいました。
その中でしっかりいつも通り戦えるのか。
とても不安になることもありました。
八景島に到着するまでは数々の心配ごとがありましたが、いざついてみるとサポートメンバーもきびきびと各自の役割をこなしてくれ、選手たちも良い緊張感の中で自分たちの実力を発揮できたのではないでしょうか。
運営のミスも重なりトラブルの多いレースにはなりましたが、求められた結果を達成することができました。
技術的な話はクラスミーティングですれば良いのでここでは特にふれませんが、やはり各部員に伝えたいのはこの皆で勝ったときの喜びです。
勝つためにはレギュラーもサポートも今目の前にある役割を全力でこなさなくてはなりません。
役割の違いこそあれど、そこに程度の差はありません。
皆が皆全力を出し尽くさなくては最高の結果は得られません。
自分の頑張りが結果に繋がると誰でも嬉しいものです。
今回の完全優勝はみんなのおかげでとれた優勝です。
決してレギュラーだけのお陰とか、ましてや誰か一人の力によるものではありません。
この勝利の味をもう一度全日本インカレで味わいたい。
本当にそう思います。
小戸に戻ればまたいつもの練習と環境が待っています。
これからやってくる九イン団戦でまずは再び完全優勝を目指しましょう。
勝って兜の緒を締めよ。
自分たちのしていることが正しいとわかったならなおさらこのまま勝ちだけを見据えて猛進すれば良いのです。
本当に皆お疲れ様でした。
そして優勝万歳!
最後に観覧艇を用意してくださったり、マリーナに応援にかけつけ現役をサポートしてくださった帆友会関東支部の先輩方、そしてたくさん来てくださった保護者の方々、この度の遠征では大変お世話になりました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
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