九イン団戦 反省

こんにちは。4年470リーダーの桑岡です。

 

先週末3日間に亘って行われた九州インカレ団体戦が終了し、

今日は輸送した両クラスのボートの積み降ろしを行いました。

 

初めてボートの輸送を伴う遠征を経験した1年生も徐々に作業に慣れてきた様子で、

全7艇と諸々の備品の片づけは半時間ほどで終了しました。

 

 


今日は、470リーダーの立場から470チームのレースの総評とこれから迎える夏の練習に向けての展望を述べたいと思います。

 

これまで後塵を拝してきた日本経済大学と鹿屋体育大学に対する勝利を目標に掲げていた470チームは、九州インカレ団体戦においてもクラス3位に甘んじ、またしても両校に実力差を見せつけられる結果となりました。

全レースが微風~軽風コンディションで行われ、ボートスピードにおいては他校に対してやや優位に立つ場面がありました。

一方で、春以降課題としていたスタート、団体戦でのコースのとり方という点で順位を落とす場面が多く見受けられ、総合力ではまだまだ力不足であることが露呈しました。

これから始まる夏練習では、さらにレベルアップするであろう他校との差を埋め、追い越すために、どのヨット部よりも成長の収穫のある期間にしなければなりません。

強風下でのボートスピードの強化、コース面での経験値の蓄積、スターティングなどなど課題は山積みです。

更に、レベルの高い相手と戦う中での基本動作の安定感、強度の緊張を強いられる中で最大限のパフォーマンスを出しつづける精神力も必要です。

不足する部分の力を蓄えつつ、これまでに習得してきた技術の精度を更に向上させていかなければなりません。

 


夏の練習こそが全日本インカレ団体戦に向けた最大の山場であり、成長期です。

今シーズンで一番厳しく難しい時期になるに違いありません。

 

 

しかし、この期間をどの大学よりも有意義に過ごし、乗り越えた後には、確かな実力と大きな自信を得ることができるはずです。

厳しい練習において集中力と精神力を高めてくれるのは全日本インカレ団体戦での勝利という目標でしかありません。

そのことを肝に銘じ、熱い気持ちと内容の濃い練習により、大きな飛躍を遂げる夏にしたいと思います。