こんばんは。
前主将の樽谷俊彦です。
まずは、この1年間、多くの方のお世話になりました。ありがとうございました。会長や監督をはじめとする帆友会の先輩方、1年間練習を見てくださった若手OBの先輩方、学校の関係者の方々、保護者の方々。多くの方のご支援のおかげで、この1年間の活動が成り立ち、最後までやり通すことができました。本当にありがとうございました。
この1年間、総合優勝を目標に練習してきましたが、
470級11位、スナイプ級4位、総合7位
という結果になり、非常に悔しい結果に終わりました。
レース中にあそこでこうしておけばよかった、今までもっとこういう練習をしておけばよかった、といった思いが湧いてきます。まだまだ技術的に足りない点がありました。
しっかり反省して、さあまた明日からがんばろう、と行きたいところですが、それももうできないんですね。この悔しい思いは後輩たちに託します。必ずリベンジしてほしいと思います。
最後のレースは悔しい結果に終わりましたが、この1年間を振り返ってみて、九大ヨット部の素晴らしさを再認識しました。
これだけの大所帯でありながら、インカレ総合優勝という高い目標に向かってチームで一致団結し、1人ひとりが自分ができることに全力で取り組める、これが九大ヨット部の強みだと思います。
レギュラーはチームのために、前を走れるよう全力を尽くす。サポートメンバーはレギュラーがレースに集中できるように、サポートに全力を尽くす。インカレ期間を通してこれを実感しました。
サポートが頑張ってくれた分、自分もレギュラーとして良い結果を出してあげれなかったことを本当に申し訳なく思います。
他のレギュラーも、同様に悔しい思いをしている人がほとんどだと思います。この悔しい気持ちを常に忘れないでください。この1年間よく練習を頑張ってきたと思うけど、結果は結果です。サポートがどれだけ完璧でもレギュラーが走らなければ結果はでません。技術的に足りない点も多くあると思います。特に470チームは今回の結果を真摯に受け止めて、しっかり反省して、また1年間、死ぬ気で練習してください。スナイプチームも、470を引っ張っていけるように、クラス優勝するぐらいに実力をつけてください。次のインカレまで、もう1年を切っています。
レギュラーになれなかったサポートの選手は、レギュラー落ちして悔しい気持ちも強いと思うけど、その中で、インカレではサポートをよく頑張ってくれました。たとえレギュラー落ちしても、チームのために、試合に向けて自分ができることに取り組むことがチームが勝つために必要になってきます。
ただ、自分も選手であるということを絶対に忘れないでください。次こそは自分がレギュラーになる、絶対に負けない、という強い思いが、自分のヨットの技術を上げるし、それがチーム全体の実力アップにもつながり、勝利につながります。今回レギュラーになれなかった選手も、来年のインカレでは必ずレギュラーになれるよう、頑張ってください。誰にでもチャンスはあります。
マネージャーは、普段の練習のサポートから、レースでのトラック手配から備品の管理まで、本当に多くの仕事をしてくれました。レギュラーがレースに集中できる環境を作ってくれたと思います。マネージャーがいなければ、選手が自分でその仕事をしなければならず、絶対に勝てません。九大ヨット部におけるマネージャーとしての存在と仕事に誇りと自信をもってください。
ただ、マネージャーはいつもレスキューに必ず1人は乗っているので、もっとヨットの事を知ったり、アドバイスできるくらい、選手に近いマネージャーになれると良いと思います。マネージャーとしてもチームとしてもレベルがあがると思います。さらに上の段階を目指して頑張ってください。
感謝の思いと、偉そうに激励のメッセージを送ってしまいましたが、とにかく、この1年間みんなついてきてくれてありがとう。
1年間を終えて感じますが、九大ヨット部はまだまだ強くなるし、まだまだ成長できます。インカレ優勝を目指して、さらなる高みを目指して、これからも頑張ってください。期待しています。応援しています。
最後になりますが、この4年間、本当に多くの方のお世話になり、本当に多くの経験をさせていただきました。九大ヨット部の伝統と素晴らしさを実感し、その一員となれたことを嬉しく思います。この経験は人生の宝です。幸せな4年間を過ごすことができました。ありがとうございました。これからは現役を支えるOBとして頑張っていきます。
これからも九州大学ヨット部をよろしくお願いいたします。
前主将
樽谷俊彦
(クラスリーダーが自分のクラスの写真、マネリーダーが全体の写真あげたので、最後は僕自身の写真でお別れしますね。)
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