未来の九大ヨット部員

こんばんは。

今年も大人の事情ってやつで帰省できなかったかわいそうな3年樫藤です。


3年連続3回目。

九大学研都市のすみっこでつつましく暮らしております。

(実家に帰っても誰もいないのです……おかーさん……!)




かといって小汚ない家でじっとしてても仕方がないのでバイトしています。

今日も某予備校で元気に働いてきました。


私も3年前は予備校生だったので、生徒たちを見ると当時の自分を思い出して胸の奥がヒリヒリします。

あの頃は焼きそばUFOとトマトスープパスタだけが私の友達でした。


実はこの予備校でバイトをしているという事実が、ヨット部の活動において意外なところで力を発揮しているのですが、さあどこでしょう。




……答えは新歓。


予備校なので、未来の九大生がうじゃうじゃいるわけです。

そんな子達の前に立って話したりする機会も多いわけです。


その結果、春がきて彼らが晴れて九大生となり、そして伊都のビラ配りにて。

「あそこの予備校でバイトしてましたよね、なんか見たことあります!」

そう言って向こうから話しかけてきてくれる新入生、わりといます。

みんな予備校にいる大学生たちの顔を意外と覚えているんですね。




もちろん、熱狂的な私のファンでもない限りそのことが直接的な入部の動機になる訳はないのですが、確実にいい話のネタにはなりますし、それ以降もこちらから話しかけやすくなります。 


そして、最終的に入部してくれる子もちらほら。

2年のE藤くんとM也佳ちゃんがまさにそうです。


二人とも残念ながら私のファンではありませんでしたが、私のことを予備校時代から知っていました。なんで?と聞いたら、




「イントネーションが特徴的すぎました」




別に覚えてくれるなら理由はなんでもいいです。




それ以外にも、3月になって合格報告をしに来てくれる子達にしれっとヨット部の試乗会の案内もしたりしています。

ビラを配ろうとした時はさすがに怒られたのであきらめました。


でも私はめげません、来年もやります。




もしかすると、今日私が担当した教室の生徒たちの中にも未来の後輩たちがいたかもしれません。

3ヶ月後、新歓で再会できたら嬉しいですね。


入試まであと少しですが、ちょっとでも彼らの記憶のすみっこに残れるようにバイトをがんばろうと思った年の瀬でした。




それでは今日はこのあたりで失礼いたします。


皆さま良いお年を!




全日本インカレまであと306日。


(センター試験まであと16日、がんばれ未来の九大ヨット部員!)