お世話になっております。
加崎健太朗です。
本日は1月5日。
短い正月休みも終わり、世間がようやく再始動し始めた頃でしょうか。
ブログのネタ探しのため、今日は何かの記念日かと思い調べてみると「1月5日 囲碁の日」とのことでした。
そういえば最近、囲碁について面白いニュースを見ました。
世界規模のオンライン囲碁で、世界中のプロ棋士を次々と撃破している謎の匿名棋士の正体が、実はある企業が開発中の人口知能「アルファ碁」だったというニュースです。
囲碁は将棋やチェスと比べて選択肢が非常に多いので、ただパターンを覚えるだけのコンピューターが人間に勝つのは難しいだろうと思われていたが、「アルファ碁」は体系的に知識を取り込むことで、もはや人間を超える‘思考‘を持ち始めている。と報道されていました。
…難しいですね。
何言ってるかわかりません。
書いてて既に分かんないです。
でもこのニュースに少し共感する点があって、アルファ碁の学習方法について、あーこれってヨットのタクティクスを学ぶのと同じなのか?…と。
僕は大学でヨットを始めて、コースで大きくつまづきました。
経験者の高山や牧野さんが引くようなコースがどうしても引けない。
どうしてそんなコースを引けるのかが分からない。
その度に質問するのですが、帰ってくる答えは当たり前なことばかり。
ロングを走る。
ブローを走る。
ヘダーで返すetc
うーん、まあそりゃそうですよねぇと頷くことばかり。
そして、じゃあ自分はどうしてその当たり前のことが当たり前にできないのか?? と考え続けてました。
でも最近、断片的な幾つもの当たり前(セオリー)を覚えていくうちに、それらがなんとなーく繋がってきて、その時々での優先順位が分かってきて、リスクの取捨選択ができてきて、タックポイントがだんだん正確になってきたような気がします。
…まだ気がするだけ、なんですけれども。
これって知識を体系的に理解して、思考する力をつけるってことなのでは?囲碁の上達方法と一緒なのでは? と、思いました。
話は変わりますが、実はある大学ヨット部のコーチに、クルーが4年間でコースを引けるようになるのは無理だよ、と言われたことがあります。
圧倒的に時間が足りないと。
だから完璧な動作に割り切れ、とも言われました。
確かに完璧な動作は良いクルーに絶対必要な条件です。
僕の実力は、その境地にもまだまだ遠いと認識してます。
でも僕は、敢えてコースにも挑戦したい。
せっかくのラスト一年なので、もっと自分の可能性にチャレンジしたいと思うんです。
なにより、コース引くのって結構楽しいんですよね。
そして、九大の初心者クルーの皆にもコースに挑戦して欲しい。
クルーが良いコースを引ければ、艇の力は飛躍的に高まると思うので。
時間はまだあります。
今年一年思いっきりやってみます。
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