引退挨拶 樫藤

静かな夜の学研からこんばんは。


樫藤です。




引退挨拶ということで、今回が最後のブログとなります。

言語能力が低い人間なので、もう文章を書かなくてよくなり少しほっとしています。


あといつも提出遅くて広報の皆さんすみませんでした。反省しています。

反省しながら、これも締切過ぎて書いています。




私のブログを読んでいて感じた人も多かったと思いますが、平日のブログはなるべく部活以外の日常を書くようにしていました。

部活に関することは他の人がたくさん書いていますし、どうせなら日常の部員の姿も届けたいなと思ったからです。


なので、ブログを通して、部活を離れた日常の私たちを知っていただけていたら嬉しいです。

ハムスターまで飼い始めたの私くらいだとは思いますが…




1年の春、真っ黒なウィンブレを着た陽気な二人組に声をかけられてから3年7ヶ月。


当時は野菜の切り方も知らず、豆腐は手で潰してぶちこむのが当たり前。

そんな私でも、なんとか引退を迎えることができました。


しかし、この長くて短い月日を自分の足で駆け抜けたというよりは、時の流れがここまで運んでくれた、あるいは誰かに引っ張ってもらったという感じです。

周りの助けなくして、私の4年間はありえませんでした。

ここに至るまで私を支えて下さったすべての方々に感謝しています。




そしてやはり、この4年間を誰よりも近くで過ごしてくれた同期マネージャーの紗生には格別の感謝を述べなければなりません。


きっと今ごろ、私のブログが書き終わるのをやきもきしながら待っていることでしょう。




しっかり者でなんでもできる紗生と、おおざっぱで適当でとにかく仕事ができない私。

うっかり私と同期マネになってしまった彼女には、実に多くの迷惑をかけました。


バレンタインのチョコを作るのもすべて紗生の仕事。

でもメッセージはちゃっかり連名。


夏に編むミサンガの本数は年々比率がおかしくなり、最後には一人で紗生が11本全部編む羽目に。

私の思いは材料費にしっかりこもっています。


ハロウィンのお菓子の準備だってもちろん紗生。

私は頭に帽子を乗せて楽しそうに後ろをついていくだけ。




他にも書き出せばきりがありませんが、それでも彼女はこんな私の手を最後まで握って離さず、引退まで引っ張り続けてくれました。感謝しています。


後輩の皆さんも、今いる仲間の手を決して離さず、最後の日までお互いに助け合いながら一緒に過ごしてほしいと思います。




すべての試合が終わった時、きらめく水面に浮かぶ無数のヨットと、その奥の若狭の美しい海山の光景を私が忘れることはないでしょう。


そんな人生の記憶において色褪せることない景色を、後輩たちにも見てほしいです。




最後になりましたが、4年間本当にお世話になりました。


これからはOGの一人として、九大ヨット部の活動を静かに見守っていきたいと思います。




ありがとうございました!