こんばんは。
主将の長尾創真です。
まず、昨年九州大学ヨット部のコーチをしてくださった高木裕様が7月16日に亡くなられました。高木様には昨年何度もコーチボートに乗って頂き、ヨットの基本となる考え方を論理的に分かりやすく教えて頂きました。大変有意義な時間を過ごさせていただきました。今の九大ヨット部の実力の向上に高木様のお力は無くてはならないものでした。
心よりご冥福をお祈り致します。
さて、この週末に僕達4年生最後の七大戦が終わりました。最後の七大戦は大会不成立という形で幕を閉じました。
レースをして9連覇を成し遂げたかった悔しさ、形はどうあれ先輩方が積み重ねて来てくださった8連覇を引き継ぐことができた安堵感や引退がどんどん近づいてきている焦燥感などの感情がごちゃごちゃに入り混じって、最終日はどんな顔をすればいいか分からなかったです。
まあ、大学ヨット生活で大会不成立という貴重な経験をできてラッキーだったなと思うことにしようと思います笑
連覇は本来の思い描いていた形ではないですが、後輩に襷を繋ぐことができたので後輩達には9連覇そして10連覇を成し遂げてほしいと心から思っています。頼んだぞみんな!
でも、こんなことを言っていると引退がすぐそこに近づいているということに気づき寂しくなります。
日本一に憧れて、先輩達の格好良さに惹かれて入った九州大学ヨット部に別れを告げる時が来るということは今まで全くといっていいほど考えていませんでした。
九イン個戦が終わり、不甲斐ない結果を残してしまった後、副将の内藤といつもの通り自転車で下山門の海岸線沿いを走っていた時に
内藤が「今大会で結果が出なかったら引退することも考えてた」と言っていて、そこまで自分はシビアに考えていたのかと自分を恥じました。
そこで初めて引退をグッと近く感じるようになりました。
内藤は今年副将になり、スキッパー経験は少ない中で九州トップに上り詰めています。スナイプリーダーの橋口は470から3年に上がる時にコンバートされましたが、2位の好成績を残しています。
470でも宮田、堀ペアは去年レギュラーではないですが、個戦に行く470.6艇の内唯一の素人スタートペアです。
自分の努力の足りなさを感じています。
成長の実感はあるものの、他の人に比べて自分はまだまだ成長できていないのだと思います。
引退まで残り3ヶ月と少し。
個人戦に行けていない自分がどれだけ結果を出せるかが、このヨット部が日本一になるためのキーになることは自覚しています。
部屋の壁には「日本一はお前にかかっているぞ」とデカデカと書いています。
僕の成長次第で日本一が近づいてくるこの感じを楽しみながら、もっともっと日々の生活をシビアにストイックにヨットに取り組んでいこうと思います。
応援よろしくお願いします。
今週末はファミリーデーが開催されます。僕の家族は甥っ子姪っ子も連れてきて総勢7人で来るみたいです笑
部員のご家族にお会いできるのがとても楽しみです。せっかくなので来てくださる全ての方とお話しできればいいなと思っています。よろしくお願いします。
とりとめのないブログになってしまいましたが、このくらいで終わりにしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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