夏をむかえるにあたって

お久しぶりです。

470クラスリーダーの鄭です。

最近はレース続きでばたばたしていたので、自分の気持ちの整理の場にしたいと思います。

 

まずは直近の七大戦から。

私のヨット人生は13年目になりますが、初めて不成立というものを経験しました。

雷雨、濃霧、凪といろんなものに邪魔されてしまい、目指していた9連覇という結果は残すことができませんでした。

もちろん負けたわけではないので連覇が途切れてはいないのですが、自分たちの代で掴み取る順位が欲しかったなと、少し残念に思います。

しかし、今回は今まで話したことのなかった他大学の人たちとより交流を深めることができ、その点に関しては非常に有意義な遠征となりました。

主に4年生とお話しする機会が多かったのですが、どの大学の人も真剣に部活を運営することや自分だけでなくチームの実力を向上させることに対して、真剣に考え抜いているのが伝わってきました。

私もまだまだ自分のために、チームのために、できることがあるのではないかと考えるきっかけになりました。

彼らと全日本インカレの舞台で戦うのを楽しみにしています。

 

 

そして、個人戦予選について。

個人的には、課題は多く残るものの、全日本個人戦に出場することができました。

2年連続7位で、経験者として恥ずかしい結果ばかりでしたので、正直なところほっとしています。

ただ、これで終わりではなく、全日本の舞台で前を走ることこそが、最終目標を達成するために求められているので、気を引き締めて練習に取り組んでいきます。

学んだこととしては、「絶対に最後まで諦めない」ということです。

当たり前なんですが、昔からスタートを失敗するとどうしても「このレースがカットレースかな」と頭をよぎってしまいます。

クルーの岩井に励まされたおかげで、なんとか諦めずに集中して走ることができ、結果として挽回することができています。

もちろんスタートは課題なので修正していきますが、誰もが持ってしまう諦めの気持ちを、ペアでぶっ飛ばしてしまうと集中力は戻ってくるものですね。

 

また、個人の戦いではありましたが、チームのメンバーにもいろいろな思いを巡らせる大会となりました。

下級生が上位を走って自分のように嬉しかったり、そこでタックを返したから良くなかったと悔しくなったり、同じ目標に向かって切磋琢磨する仲間だからこそ、ライバルでも応援したくなるのだな、と感じました。

私にできることは一つ。先ほども言ったように、前を走ることです。九州大学という名前を全国に轟かせてきます。

 

 

それからもう一つ、七大戦の後に東京に寄り道して、27年卒の谷川先輩とお話する機会を作っていただきました。

部活動をする目的は何なのか、日本一という目標に対してどこまでシビアに真剣に考えているのか、そのために今自分がするべき行動はなんなのか。改めて考えさせられました。

素晴らしい先輩に巡り会えた自分は本当に幸運です。

お忙しい中お時間を割いてくださった谷川先輩に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

OBの方々は、今自分が悩んでいるようなことを悩み、考え、乗り越えてきたお手本となる方々なので、これから迷うことがあれば、自分でも考え抜いた上で頼らせていただこうと思いました。

よろしくお願い致します。

 

ばらばらとした文章になってしまいました。

いよいよ夏が始まります。

ここで全力を出さなければいつ出すというのでしょう。

全員で声出して、気合い入れて、夏の暑さに負けないぐらいの気持ちのアツさで盛り上げていきましょう!

それでは失礼します。