全日本インカレ 遠征2日目

こんばんは。

3年470の今西健也です。

 

本日は全日本インカレ前入り2日目でした。

朝はいつも通り体操、瞑想を行ってから出艇し、セーリング練習と慶應義塾大学とともにスタート練習、レース練習をしました。ブロー性のある海面で、ブローをつなぐコースどりが重要であったように感じます。午後は、主に東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、北海道大学、九州大学の運営でレース練習を行いました。夏に無風のためノーレースになった七大戦を、蒲郡にて実現できたのではないでしょうか?本番のレースでも良きライバルになるはずです。

また、本日は池内先輩(H10年卒)がハーバーにお越しくださり格別のご支援と差し入れをいただきました。御礼申し上げます。

 

   私は前入り期間、支援艇に乗せてもらっています。インカレだからといって特に意識してやっていることはありません。というのも、今回のインカレのスローガンは「いつも通り」だからです。いつも通りのルーティンが「緊張」を「楽しみ」に変えてくれます。

「楽しむ」ことが余計な力の抜けた良いパフォーマンスに繋がります。サポートメンバーはレギュラーメンバーにここは小戸かと錯覚させることのできるようないい意味で力の抜けたサポートをしたいと思います。

明日も練習日です。九大は最後まで成長できます。チーム一丸となって頑張りましょう!

 

 

さて、昨日に引き続き本日もレギュラー選手の紹介をいたします。紹介文を書いてくれたのは3年マネージャーの渡邊(スナイプ担当)と栗原(470担当)です。本日は3番艇の選手をご紹介しています。ぜひご覧ください!↓

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《スナイプ》

3番艇スナイプスキッパー 西島孝

今年からスキッパーになった、北九州出身の3年西島です。同じく北九州出身の西山と赤い帽子をかぶり、2人して怖い顔でヨットに乗っています。「絞め殺すぞ!ボケ!」と言わんばかりの顔ですが、スナイプリーダー橋口さんも「徳が高すぎる」と崇めるほど、ストイックで謙虚な男です。いくら褒められても謙遜し、まだまだだから怒ってくれる存在が欲しいと話します。(彼と会話すると欲深い自分が醜くなります(笑) 今年の九州インカレ個人戦で惜しくも入賞を逃し、7位で帰ってきたときの西島の顔が今でも脳裏に焼き付いています。ただでさえストイックなのに、あれからより一層自分を追い込み、レース練習で前を走る場面が増えました。念願のビブスです。ストイックすぎて、想像以上にそのビブスを重く受け止めていそうなので、西島だけには頑張ってとは言いません(笑)

生きて帰ってきてください。

 

 

3番艇スナイプクルー 西山彰

ランチャーになりたくて入部した彼は、スナイプクルーになり、木こりになり、マネージャーになり、トレーナーになるかと思いきや、レギュラークルーになりました。というのも、事情により6ヶ月間ヨット部から離れており、その後4ヶ月間はマネージャーをしていました。この代が始まった頃にクルーに戻る決断をしましたが、正直私は「スランプが長すぎるでしょ」と思っていました…。良い意味で期待を裏切られました。西山、本当にごめん。艤装に行った際に「このシートを引いたらどうなるの?」と質問すると、愛する我が子を自慢するかのごとく語ってくれます。彼のヨット愛は誰にも負けません。西山は良い順位で帰ってきた時、とっても嬉しそうにニヤニヤしています。その反面、成績が悪い時は赤い帽子を深く被り、わかりやすく猛反省しています。次に会った時は西山のニヤニヤを見せてね!

 

 

《470》

3番艇470スキッパー 衛藤淳平

いよいよレギュラーとして全日本インカレに出場します。

衛藤さんといえば、(私の勝手な印象ですが)とにかく頭がよくって、何とも言えない圧力感があります。というのも、私が追いつけないほど、頭の回転が早いです。一緒に話していても「たしかに」とばかり言ってしまいます。それに、衛藤さんが近づいてきたと思えば、衛藤さんが持っていたはずのゴミが私の手の中にあります。こんな説明をするとまた怒られてしまいそうですが、いつも後輩を気にかけてくれる優しい先輩です。

そんな衛藤さんは、この1年、創真さんとペアを組み、朝早くハーバーに来たり、学校の空き時間を使ってミーティングを重ね、いつでもどこでもヨットのことを考えてきました。誰よりもハーバーに来て整備をしていました。愛艇4522の準備も万端です。

あとは、思いっきり蒲郡の海を走るだけです。いつものごとく、海上で怒声を響かせてください。海上のエンターテイナーとして魅せてください!みんなが衛藤さんの走りを楽しみにしています!

 

3番艇470クルー 長尾創真

九大ヨット部の主将であり、この全日インカレでは、同期の衛藤さんとペアを組んで出場します。

ちょうど1年前、今の4年生に代交代した際に、創真さんが「全日本インカレで総合優勝する姿を想像してみよう」と言われました。それは、いろんな人が喜んで、泣いて、歓喜の輪が広がる、とてもワクワクする未来でした。あれから1年、「日本一」を常に掲げ、主将として九大ヨット部を引っ張ってくださいました。ただ引っ張っていくだけではなく、後輩の意見を取り入れようと、私たちに歩み寄ってくださいました。特に、私たち3年生は個性が強く、自己主張も激しいのに、嫌な顔ひとつせずに関わってくださいました。生意気な後輩ですみません。本当に感謝しかありません。

今年の新人戦では、部として思うような結果が出ず、いろいろな方に厳しいお言葉も頂きました。そんな辛くて苦しい場面でも弱音を吐かず、いつも大きな声で私たちを鼓舞してくださいました。創真さんのおかげで、私たちはここまでやってくることが出来ました。

いよいよ、全日インカレ本番です。創真さんの後ろには私たちがいます!みんなであの時のワクワクする未来を現実にしましょう!