引退ブログ 入江真鈴

このブログに登場するのは最後になりました。前スタッフリーダーの入江真鈴です。

 

4年間ヨット部に費やした時間もお金も、私の大学生活の全てでした。

 

 

結果は全国5位入賞。目標にしていた優勝には程遠い結果となりましたが選手の海上での戦い方は本当にかっこよかったです。

8レース目は支援艇の上で人知れず泣いていました。この私が泣いてるのバレなかったのすごいなとも思いますが。

支援艇はレース海面から100mも離れてて聞こえるわけないのにフィニッシュラインを通過する選手の名前を裕貴と2人でずっと叫んでいました。

 

私がスタッフリーダーに就任して共に活動したスタッフの仲間は24人。

海上運営はきっとどの大学のスタッフより抜きん出ていると自信を持って言える野々花。

後輩の面倒見も良く同期の手懐けも上手な杏樹。

しっかりしていて頭もキレるからどんな仕事も完璧にこなす舞也佳。

独創性溢れるアイデアでヨット部に常に新しい風を吹き込んでくれたなつみ。

生まれ持った優しい性格で誰からも愛されるヨット部の癒し裕貴。

 

こんな最強の同期スタッフに恵まれた私がこの4年間出来たことといえば本当に限られたものでしかありませんでした。

名前ばかりのスタッフリーダーで私自身のスタッフリーダーとしてのあり方に悩みながら遂に引退を迎えました。

 

スタッフリーダー就任時にずっと言っていたこと、「選手のしてきた事務仕事を全てマネージャーができるようになったらいいよね!」

人事部長のなつみを筆頭にスタッフのサポート体制、部のマネジメントシステムの改革を行ってきましたが最初は壁にぶち当たってばかりでした。

なつみもブログに書いていましたが夜中に意識が朦朧とするまでミーティングを重ねた日々もありました。非効率的なことは重々承知でしたがそれほどまでに時間に追われた日もありました。

「強い代」と言われていた先輩方が引退し「素人集団」と呼ばれた私たちが最後に残した、強く憧れていた先輩方に引けを取らない成績。

 

私のスタッフリーダーとしての正解は見つからず仕舞いでしたが、この成績には私が費やしてきた日々も少なからず貢献しているのでは、とちょっとだけ達成感も感じています。

 

そして広報部長としては対外的な職務ということもありスマホやパソコンを片手に神経を研ぎ澄ませた日々もありましたが、無事Facebookのフォロワーは1050人超えを達成しブログの毎日更新も滑り込みセーフは何度か経験したものの成し遂げました。これまで達成したことのなかった1年間の毎日更新。ルーズな同期に何度怒りの連絡を入れたことでしょう。

1年間広報部の色々な取り組みに協力してくれてありがとうございました。

4年生のみなさんはいざブログを書かないとなると少し寂しいのではないでしょうか?(笑)

 

 

新しいことに試みて挫折し、新しいことに成功して喜んで、海上練習運営が上手くいかなくて泣いて、練習が上手くいって喜んで、広報業務に失敗して泣いて、外部の方から広報を褒められて喜んで…

私の大学在学中の一喜一憂もヨット部が関わっていた気がします。

蒲郡から帰って初めて朝6時半にハーバーに向かわない休日を迎えて突然やってくる寂しさと虚無感と現役時代では考えられない(笑)ヨット部への感覚を抱えてます。

これが引退ということなのですね。

 

最後になりましたが私たちを入部当初から卒部までご声援頂いた諸先輩方、ヨット部への多大なご支援を頂きました学校関係者様、部員の活動に理解とご協力を頂きました保護者の皆様に心より御礼申し上げます。

 

そして70人の大切なみんな、本当にありがとう!

最高の代の一員であれたことを誇りに思います。

 

失礼します。