こんばんは!
こう見えて小中高9年間バレーボールをしていた、4年マネージャーの栗原です。
いつもはゆるい内容を書いてしまうのですが、今日はちょっと真面目に書きます。
昨日、福岡県セーリング連盟の岡村さんにお誘い頂き、平成31年卒の小田野々花先輩、同期マネージャーの由紀乃と一緒に「女性アスリート指導者のコーチサミット」に参加して来ました。
講義内容、講師の方は次の通りです。
▽「世界に通用する女性アスリートを育てるためには」
矢野 智彦 氏
(環太平洋大学体育学部 准教授 女子柔道部監督)
▽「女性アスリートの戦略的支援の現状について」
山下 修平 氏
(独立行政法人日本スポーツ復興センター ハイパフォーマンス戦略部開発課・主任専門職 女性アスリートの戦略的支援プログラム 事業マネージャー)
主に指導者向けの内容ではありましたが、とても貴重なお話でヨット部にも通じるものがあると感じました。たくさん書きたいことはあるのですが、特に印象に残ったことについて書きます。
まず、最初の講師の矢野先生についてですが、ご自身も柔道において様々な功績を残されており、さらに、私たちで言う全日本インカレ団体戦にて、環太平洋大学女子柔道部を創部4年で優勝に導かれた方です。
この方のお話で印象に残っていることが、3つあります。
1つ目は、「学生スポーツで1番大切なのは、"必死さ"である」ということです。勝負やチーム作りにおいて、どんなに強い選手・チームでも、必死な相手を前にすると怖くなる、と言われていました。
2つ目は、「目的と手段を混同させない」ということです。ミーティングや練習は、目的を達成するための手段であり、そこで満足しては目的は達成できない、と言われていました。
3つ目は、「素直な気持ち」についてです。負けや自分の弱さを受け入れることが、成長へと繋がる、ということです。
また、「3台の車と大きな岩」という例えに倣って、チームとは何か、を考える時間もありました。
90分という短い時間ではありましたが、キーワードがたくさん詰まった貴重なお話を聞くことができました。
2つ目の講義では、女性アスリートの支援という所に着目して、話が進められました。
「なぜ女性アスリートの支援が必要なのか」、「女性コーチと男性コーチの違いは何か」、「なぜ女性アスリートはコーチとして残らないのか」など、さまざまな問いかけに対して、ワークショップ形式で話しました。
私自身、中学校の顧問が女性の先生(すごく厳しい先生)だったので、その時のことを思い出しながら考えました。また、実際に中学校や高校の先生方と意見交換をし、考えを深めることができました。
簡潔に話してしまいましたが、短い時間の中で、女性アスリートという視点だけでなく、スポーツやチーム作りなどについて、改めて考える機会となりました。
正しくお伝え出来ているか不安ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の写真は、九大ヨット部の女性アスリートとして、同期選手である鹿野のちーちゃんの写真です。
凛々しい顔つきで惚れ惚れしますね。
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