こんにちは!
前4年スナイプの竹中です。
先日行われた全日本インカレ団体戦をもちまして、ヨット部を引退となりました。
全日本インカレ団体戦の結果は、皆さんもご存知だとは思いますが、スナイプ4位、総合8位という結果です。
とても悔しい結果となりました。
インカレ最終日の着岸した時は、今まで味わったことの無い悔しさでした。
2レース目に、オーバーセールをしなければ、3レース目にボディーパンプで吹かれなければ、4レース目のスタート前にちゃんとブローを見ておけば...とか反省を挙げればキリがないのですが、この反省を全日本インカレで活かすチャンスはもうないのかと思うと、残酷さを感じてなりません。
来年以降もまたチャンスがある後輩達が正直羨ましかったです。
先輩風を吹かせるようで恐縮なのですが、後輩たちには今回の反省を全部活かして、来年の西宮インカレで絶対リベンジして欲しいです。よろしくお願いします。
ですが、今回のレースで4年間の成長を感じたことがあります。
それは、「諦めない心」です。
ありきたりすぎるかもしれませんが、「諦めない心」です。
2年生の時の話に戻るのですが、九州スナイプに出場した時、微風のコンディションでスタートに出遅れて、自分以外の船ははるか前を走っているという状況で、勝負を諦めてしまっていた僕は、当時ペアでクルーだった西島に、
「舵をもっているスキッパーが諦めてしまったら船が走るわけが無い」
と言われたことがあります。
自分にはスキッパーという役目に責任感がなく、自分が勝手に諦めることで、クルーが諦めていなくても勝てるわけが無い状況を作っていたことに気付かされました。
僕は、今回のレースも良いスタートを切れなくて、スタート後埋もれてしまう事ばかりでした。
トラッキングシステムを見直しても、スタート後の順位は40位50位はざらで、時には60位後半の時もありました。
勝負しないといけない強豪校はずっと前を走っていて、どこを走ってもブランケットと思えるほどの数の船が目の前にいる、という景色が広がっていました。今までの自分だったら心が折れてしまっていたと思います。
ですが、九大ヨット部のみんなが日本一になる為に必死に頑張ってきたのに諦めるわけにはいかない、といった責任や、4年間九大ヨット部で活動してきたことに対する誇りがあったから、諦めずに走りきれたと思います。
九大ヨット部で4年間活動できたことは一生の宝です。
これからも、九大ヨット部はずっと続いていくと思いますが、これからの後輩たちも全員が、九大ヨット部で活動すること、したことに誇りをもてるチームであり続けて欲しいと思います。
以上でぼくの引退ブログとさせていただきます。
一年間温かく見守って下さった方々、ありがとうございました〜!!
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