こんにちは。
4年マネージャーの末永です。
昨日の神川のブログでもあったように、明日からセンター試験が始まるそうです。自分がセンター試験を受けたのがもう3年も前のことだと思うと驚きです。
個人的にはセンター試験はあまりいい思い出ではありません。センター逃げ切り型と言われていたためそこそこの自信をもってセンター試験に臨んだのですが、得意教科で思うように点が取れず、二次試験で巻き返さないといけないことが翌日の自己採点で発覚しました。
いつもは最寄りの駅まで祖父に車で迎えに来てもらうのですが、その日は寒い中駅から家まで同じ曲をエンドレスリピートしつつ、志望校を変えるかどうかぼんやり考えながらとぼとぼ歩いて帰りました。今でも歌詞を見ずにその時の曲が口ずさめるほど鮮明に覚えています。
、、、気持ちが暗くなってくるのでセンター試験の回想はこの辺でやめましょう(笑)
高校生活を帰宅部として過ごした私にとって、当時の毎日の主軸は勉強でした。
私の学校では1年生の時から平日3時間・土曜日4時間・日曜日6時間の勉強時間(通称:三四郎)が推奨されており、2年生になると平日4時間・土曜日6時間・日曜日8時間(通称:ヨーロッパ)、3年生になると平日5時間・土曜日8時間・日曜日10時間(通称:御法度)に拡張され、高校生だった私はこの勉強時間を達成しようと必死でした。
特に御法度学習は本当に1日24時間計算で立てられた予定なのか疑わしくなるほどの過密スケジュールでした。実際はこれくらいしないと間に合わないような量の予習復習と課題に追われていたので、睡眠時間と引き換えに意図せず達成されることも多かったです、、、(笑)
今振り返ると、自分で過去の自分を褒め称えたくなるくらい勉強漬けの毎日でした。ここまで聞くと、「あ、この子は勉強が好きなんだな」と思われる方もいるかと思います。実際に高校のときも周りからよく言われていたのですが、これだけは本当に断じて違います。
しかし、高校生活で一番頑張ったと胸を張って言えるのが勉強であることには間違いありません。
そこで、好きではない勉強にあんなに頑張れた理由は何だったのかを考えてみました。3年生になってからは志望校合格がモチベーションだったのですが、それまでは何を思ってガリガリ勉強していたのか思い出してみると、
「今この課題やれば土日楽できるな」
「今週この課題やれば来週楽できるな」
「中間テストの範囲完璧にすれば期末テスト楽できるな」
「1年生の復習できてれば2年生の授業が楽に理解できるな」
「1,2年生の復習できてれば受験生の時に楽できるな」
と、こんなことをよく考えていたことに気づきました。
全て共通していることは「未来の自分のために」なるように行動していたということです。
だから志望校が決まってなくても、あとあと行きたいところが出てきたときに無理なく志望できるように1,2年生のときから勉強に頑張れたんだなとわかりました。
勉強が嫌いだからこそ、受験直前になって3年間分の勉強に追われるという恐怖から未来の自分を助けるために頑張れたんだと思います。
さて。長くなってしまいましたが、ここまでは私が今日のブログで言いたかったことの前置きに過ぎません。ここから残りの数行が今日の本題です。
では選手の皆さん、今の話をトレーニングに置き換えてみてください。
トレーニングが好きな人もいるとは思いますが、嫌いな人もいると思います。嫌いな人こそ、
「月曜日から走れば今週余裕になるな」
「今週ノルマ達成すれば来週の負担増えないな」
「オフ期間トレーニング頑張れば春練ヨット乗りやすいな」
「1年間トレーニング継続したらもっと別のところの強化できるな」
「4年間トレーニング継続したら最後の全日で自信持てるな」
こんな風に考えてみるのはどうでしょう。
嫌いなことがあとから一遍に降りかかってくるほど嫌なことはありません。
そんな恐怖から未来の自分を助けると思って取り組んでみるのもありではないでしょうか。
今回のブログがトレーニングのモチベーションの一つになれば幸いです。
オフ期間もあと半分ほどですが、頑張っていきましょう!
以上です。
失礼いたします。
写真は私の母校です。
勉強8割(もしかしたらそれ以上?)の青春でしたが、今ではいい思い出です(笑)
コメントをお書きください