女性アスリートコーチサミット
こんにちは!
新4年の市川です。
テスト期間も終盤に差しかかり、最後まで気を抜かず勉強を頑張っている人、ほとんどテストが終わりひと息ついている人、色んな人がいるでしょう。
私は、嬉しいことにほとんどテストがなく、この2週間はあまりいつもと変わらない日々を送っていました。
まだテストがある人は、春練を清々しい気持ちで迎えられるようあと少し頑張ってください!
さて、先日福岡県セーリング連盟の岡村さんにお誘いいただき、「女性アスリートコーチサミット」に同期マネージャーの和花と参加してきました。
会場には、ほとんど中学校や高校の学校の先生方が占めていたので、少し場違いだったかなと始まる前は緊張していました。
しかし、講義が始まると周りの方とのグループワークがあったり、用意されたシートに書き込んだり、何よりも講師の方の話が聞きやすく興味深かったりしたので、緊張もほぐれ楽しめました。
この講義の中で、私の印象に残った2つのことをここで書こうと思います。
※指導者向けの講義であったので、コーチングに関してのお話があります。
ひとつは、コーチングする上で1番大切なことは「ゴール設定」をするということです。
これは部員として活動する私たちにも言えると思います。
ゴール設定をする必要性としては、モチベーションの向上と行動の明確化が挙げられます。
練習の意図や自分のなりたい姿が分かると自然とモチベーションが上がり、正しい方向に行動でき、無駄もなくなります。
また、そのゴール設定の質を高めるための3つのポイントがあります。
それは
①ワクワク感(その目標が本当に自分がなりたいと思える姿かどうか。できるだけ達成した時を動画でイメージできるものがいい。)
②具体的(ゴールまでの道のりがわかりやすい。)
③チャレンジング(すぐ到達できるものや到底届かない目標にするのではなく、少し頑張れば手に届く目標が良い。)
です。
これを聞いて、目標を立てることの重要性や意義が理解し、今後の立てる目標に生かしていこうと思いました。
もうひとつは、フレームを使った振り返りついてです。
競技が上達するために練習するのは大切ですが、その練習を振り返るのはもっと大切です。
やりっ放しはよくないし、振り返りで成長したところや課題を明らかにすることできます。
フレームを使った振り返りというのは、「good(良かったところ、成長したところ)」「bad(うまくいかなかったこと)」「next(次への課題)」の3つの枠組みの順に分けて振り返りをすることです。
振り返りをする上で、ありがちなことはできなかったことばかりを反省してしまい、今日もダメな1日だったなとネガティブになってしまうことです。
フレームを使った振り返りでは、goodを入れることで、今日1日で成長した!とポジティブに考えられ、モチベーションが上がります。
また、goodがbadより前にあるのは、良いところから言ったほうが悪いところを受け入れやすくなるという人間の心理があるそうです。
goodやbadの項目を出した上で、そこからnextにつながる課題を出していきます。
私でも簡単に取り入れられそうなので、みんなも反省ノートやペアでのミーティングにぜひ取り入れてください!
コーチサミットでは、普段聞けない教える側からの視点でのお話ですごく新鮮で、普段考えないことも考える良い機会となりました。
講義で聞いた内容を今後のヨット生活だけではなく、人生にも生かしていこうと思います!
写真は、自主練習のお昼休憩に私の携帯で勝手に撮られた写真です。
どういう気持ちなんでしょうか、、笑
コメントをお書きください