知識と世界

こんにちは。4年マネージャーの末永です。

 

すごく久しぶりにブログを書いています。

ここ最近、決められた文字数で、型にはまった文章ばかり書いていたので、自由に書くブログに苦戦してます。笑

 

今日は見えなかったものが見えるようになる瞬間について話そうと思います。

とても抽象的で感覚的な内容になってしまったのでわかりにくかったらすみません。

 

私は農学部の地球森林科学コースに所属しています。

森林コースなので樹木の名前を覚える授業があるのですが、樹木を特定するときってその葉っぱの特徴から樹種を特定することが多いです。

 

ここまで聞いて、「え、難易度高くない?」と思った方もいると思います。

私も最初聞いたときは、”専門家ならまだしも、私には無理だ”と思ってました。

 

ですが、実際に説明を受けながら葉っぱをよく見ると、やっぱり樹種ごとに特徴があるんです。

 

葉の縁が丸く滑らかになっているものとギザギザしているもの。

葉の付き方が左右対称のものと交互についているもの。

葉が裏表両方緑のものと裏だけ白いもの。

 

どんどん葉っぱの特徴を知るにつれて、それまで全部同じ「葉」としか見えていなかったものが、1枚ずつ「○○の葉」と分類されていくことはなんだか新しい世界を見た気分でした。

 

この葉の知識を得てから、私の世界は確実に変化しました。

 

「街路樹」という風景の一部としてしか見てなかった今までの自分の世界と、一本の木を「〇〇の木」として捉えることができる世界とのギャップは大きなものでした。

 

ヨット部でいうと、ブローが見えるようになる瞬間が同じような瞬間だと思います。

ブローの知識なしで見ていた海とブローの知識を得てから見る海は、同じ海でも見えるものが違います。

 

見えないものを見えるようにするためには知識が必要です。

そして今の自分に見えていないものは、多分自分の興味関心から外れているところにあると思います。

そのため、自分の世界を広げるためには、今の自分の興味関心以外のことから知識を得ることが大切だと思います。

 

要は

''興味なかったことを知ることは、面白くて視野が広がることなんだ!"

ってことを伝えたいです。笑

 

でも興味ないことを知るのって、とっかかりが難しいと思います。

自分発信で何かしてみようと思うことって、結局自分の興味関心の範疇を超えられないのではないかと個人的には思ってます。

 

そんなときにおすすめなのは、友達がはまっていること・詳しいことに便乗することです。友達の熱量を分けてもらって、新しい世界を見せてもらうと楽しく視野を広げられます。

 

新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が多い今、自分が好きなことを極めることも良いですが、何か一つ新しい知識をつけて世界を広げてみることをおすすめします!

 

以上です。

失礼いたします。

 

写真は樹種を特定する授業を行った森です。

天然の自然って感じがします!笑