こんにちは。
マネージャーリーダーの川野由美子です。
先日入江が書いた思い出のレースを読んだ友達から、マネージャーにもレースに思い出とかあるの?
と聞かれたので、今日はその回答をしたいと思います。欲張って二つです。
1つ目は一昨年の若洲全個です。
前入りに超絶生意気(今思うと信じられないくらい先輩方に甘え、自由にさせてもらってました笑)2マネ3人のみでレスキューをし、高い波と見慣れない海面、何よりも他大学のガチ感に心底負けそうになった覚えがあります。
でもそんな緊張なんて吹き飛ぶくらい今でも忘れないのは、内藤さんが上1でスタートした時です。本当にレスキューは大盛り上がりでした。あの全個で、ですよ?ヨットレースってなんだ〜見てても面白いところあるじゃん!(超絶生意気口調)と初めて教えてもらったようなレースでした。
そしてこのレースが面白いなと思ったもう一つの要素は選手がレースを楽しんでいたのもあるかもしれません。
後輩に強気でいてくれただけかもしれませんが、ワクワクする!と言いながら出艇していったレースは見ている私達もすごく楽しかったですし、心から応援したくなりました。あのレースを見せてくれた先輩方の姿はきっと一生忘れないです。
2つ目は去年の九イン個戦、最終レースです。
ぶっちゃけてしまうと、このレースまではレースの勝敗に対して感情が湧いたことはなかったです。自分や後輩の仕事の心配ばかりしていたのと、どんな時でも常に冷静でいなきゃいけない立場だったからかもしれません。
有難いことにしらたかで迎えた最終日。
(九大は人数が多いので最終レースを海で見れるなんてことは滅多になく、凄く有難いことなんです)
最終レース前異様な緊張と吐き気がしてレース中は仕事を同期の麻友に無理やり押し付けた気がします(笑)
同期が頑張る姿とか特に何も思わないから?
と思っていた天邪鬼なマネージャーに訪れた突然の感情爆発です。
地上に降りた時には絶妙に保っていた冷静さを失いました。
長時間つきあってくれた麻友と「来年」という言葉を何度も何度も言った気がします。
変なプレッシャーをかけているつもりはないですが、あの時の「来年」がもうすぐです。
最後の個戦です。
この自粛期間誰よりもトレーニングをしていたし誰よりもヨットが好きだと知ったし、誰よりも部に真剣に向き合っていたと近くにいて思います。
選手と同じくらい、いや、それ以上にマネージャーは緊張しているので選手は緊張なんてマネージャーに全部押し付けて是非楽しんでほしいです。
そして、後輩は是非下克上というとんでもなくワクワクする景色を見て欲しいし同期のマネージャーにも見せてあげて欲しいと思います。それができるのはきっと同期だけなので。
何よりもこの状況下で目標の大会があることを心から嬉しく思います。違う部活の同期マネージャーは2ヶ月前に引退が決まりました。もう1人はマネージャーが自主練習に参加することができていません。そして、全国大会が中止になりました。そんな中でこうやって目標の大会があり、それを試行錯誤して諦めないでいてくれる全ての方に感謝したいです。
私自身もレースには出れませんが現役だけでなくこれを読んでくださる全ての方にとってほんの少しでも元気がでるような、そして思い出のレースを作れるような大会にできたらと思います。
応援ブログかつ意気込みみたいになりましたがお許しください。
写真は2年前の全個オフショットです。写真にはなかったのですがH先輩はこの期間中ずっと崩れてしまったおにぎりの形を整えていました。ほっこりした思い出です。
2枚目は去年の今頃です。楽しそうな同期を見てるのは案外好きです。
それでは、失礼致します。
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