誰かに頼る勇気

こんにちは。

マネージャーリーダーの川野由美子です。

 

先日全体練習で何ヶ月かぶりに点呼をとる時、ああこれが部活だ!とあげられた分、活動禁止になった今気持ちが全く追いついていないのが現状です。

 

でも幸い私は1人ではないです。

たくさんの部員がいる

そんなことを書こうと思います。

 

私ごとですが長すぎる就職活動を先月終えました。長期戦かつ誰にも会えないこの期間、2年間費やした浪人時代よりしんどかったです(笑)

 

この期間部活がないと言ってもやることは沢山ありましたし、やれることも沢山ありました。

 

周りは色々してる上に根本がネガティブなので自分のキャパの無さに苛立つ…焦る…の無限ルーティン。

 

すごく中途半端な状況が余計に自分を追い詰めていたと思います。

 

そんな中全体ミーティングの各学年という発表の場で後輩選手が新歓の手伝いをお願いしていました。一見普通のお願いですが、私にとっては彼の言動が凄く胸に刺さり、その勇気がかっこいいなと素直に思いました。言いそうにない彼だったから余計そう思ったのかもしれません。

 

この何年間か部署の仕事を上手く周りに頼れず逆に何もできていないという状況になったことが何度かあります。

 

責任感が強いと言えば聞こえはいいですが、実際は周りに迷惑をかけたり自己犠牲しすぎたことに何度も何度も後悔しました。

 

去年はそれをやめようと思って後輩を存分に頼りまくっていたのですが、今は色々な肩書きに捉われ過ぎているなと後輩選手の言葉を聞いてハッとしました。

 

こんなこと後輩に任せていいのかな?と思いながら就活の期間後輩に思う存分頼んでみました。

私の中では勇気がいるものです。

恐る恐るラインしてみると、任せてくださいと言ってくれたり、私はあれやりますねと逆に提案してくれたり、その言葉そのものが凄く心に染みました。あとは何も言わずとも行動してくれてた三年幹部には頭が上がらないです。

 

話は戻りますがヨット部にはこの誰かに頼ることができないタイプがすごく多いような気がします。

 

これは誰々の管轄、とかこれは誰々の仕事って言われたらそれを100こなして100自分の責任にするのはチームとして効率はいいかもしれないですがそんなのは機械がすることです。

 

学業とか家庭の事情とか将来の夢とか元々のキャパシティとか得意なこと苦手なことその時その人で色んなバランスがあると思います。それは本人にしか分からないことです。

 

頼るにも勇気がいります。

でもこんなにも周りに仲間として部員がいるのだから肩書に捉われないでもっとチームとして動けていけたらと強く思います。

 

私が救われた分次は色んな人に恩返しをしていきたいと思っています。

 

「大事なのは感謝と恩返しだ。その2つを忘れた未来は、ただの独りよがりの絵空事だ。これまでの出会いと出来事に感謝をし、その恩返しのつもりで仕事をする。そうすれば、必ず明るい未来が拓けるはずだ。」

 

半沢直樹でもそんなことを言っていたので載せてみました。ただ半沢直樹のような社会人生活だけは御免です。

 

写真は去年の11月に同期だけで初めて艇庫に泊まった時の写真です。仲良しこよしな関係では全くないですが1番近くにいる頼れる人たちです。またこんな風に12人で笑顔で写真を撮れる日が来ると信じています。

 

九大ヨット部のインスタグラムに1人一枚ベストショットを上げているのですが、最後まで迷った写真です。インスタグラムも後輩が何ヶ月も試行錯誤して更新しているものなのでこの機会に是非見て、♡押してください!(Twitterもこの際だから是非イイネお願いします!)

 

失礼致します。