こんにちは、九州大学ヨット部4年の入江透です。
今年はコロナウイルス感染拡大の影響で8月の練習が出来ず、僕は9月末に控える大学院入試に向けて室内に引きこもって勉強をしています。
僕は夏が大好きで8月は1年の中でもかなりテンションの上がる月なのですが、こんなに憂鬱で気持ちの上がらない8月があるのだろうかとビックリしています。
僕の前々回くらい?のブログで、日々の楽しみについて書きました。
いくつか挙げましたが、そのときはブログを読むことを掘り下げて「思い出のレース」について書きました。
今回は僕の日々の楽しみの一つである、マンガアプリで漫画を読むことについて書きたいと思います。
マンガアプリは、毎日決まった時間にポイントが貯まってそのポイントを使ってマンガを読むことができるという仕組みになっています。
少し前に某マンガアプリで期間限定掲載されていた、本当に本当に面白かったマンガをご紹介します。
僕は色々なマンガアプリを駆使して多くのマンガを読んでいますが、このマンガはここ数年のうちに見た中で一番面白かったです。
今は掲載されていないので、気になった方は単行本を購入して読んでみてください。購入したら僕に報告してください。借りにいきます。
散々ハードルを上げましたが、僕の紹介したいマンガは「ジパング」です。
調べてみるとこの作品は、2000年から2009年まで「モーニング」で連載されていたそうです。
恥ずかしながら僕はこの作品を知らなかったのですが、もう10年以上も前の作品です。
軽くあらすじを説明させていただきます。
今作品の主人公である角松洋介は、200X年6月に海上自衛隊の自衛艦隊「みらい」の副長として海外派遣によりエクアドルに向かっていました。
その最中ミッドウェー沖で突如嵐に巻き込まれ、みらいは様々な異常現象に直面します。
そして落ち着いたかと思えば目の前には巨大な艦隊が姿を現します。
そしてその中には戦時中に沈没したはずの大和があり、目の前の巨大な艦隊が大日本帝国海軍の艦隊だということとミッドウェー海戦直前の太平洋上にタイムスリップしたことが判明するのです。
そんな中戦闘は始まり、一機の零式水上観測機が撃墜されます。
歴史を変えてはならないという思いと、目の前の人を救助したいという思いの間で葛藤しながら、角松洋介は水没していく水上観測機の中から1人の男を救出します。
この男は帝国海軍の草伽拓海少佐で、後々今作品のキーマンとなります。
角松洋介は、みらいに乗っている戦争の今後や結末、戦後について書かれた資料を草伽拓海に公開します。
これにより草伽拓海はありとあらゆる手段を使って歴史を大きく変えようと画策していきます。
時には危険な手段も用いようとする草伽拓海の奮闘とそれを倫理観のもと止めようとする角松洋介の攻防がほんっとうに面白いです。
軽くあらすじを説明しましたが、なかなか面白さが伝わりづらいと思うので是非どうにかして読んでみてください。語りましょう。
このマンガを読んでからというもの、戦争についてや日本について考えるようになりました。
僕は理系で、歴史についての知識がとても浅いので戦争・戦後についての本を読んでみることもしました。
これらについては、人として特に日本人として絶対に知っておくべき教養だなと感じました。今後も勉強していきたいです。
冒頭で今年の8月について書きました。
8月というのは日本にとって大きな意味を持つ月だと考えています。
8月6日の広島原爆、8月9日の長崎原爆、そして8月15日の終戦。
今年で戦後75年を迎えましたが、今でもこれらの日には日本全体が追悼の意を表します。
日本人として、戦争の恐ろしさは絶対に忘れてはいけません。
憲法9条についての議論は何年も前から行われており、平和国家の継続は簡単なことではないのだと思いますが、一生戦争を知らずに平和ボケしていたいです。
写真は、ジパングの1巻の表紙の草伽拓海と2巻の表紙の角松洋介です。
失礼いたします。
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