お世話になっております。
九州大学ヨット部4年の入江透です。
何度書いたかも覚えていないブログも、今回を含めて残すところ2回となりました。
今回は、昨日までの10/2〜10/4の3日間で開催された九州インカレ個人戦・団体戦についてつらつらと思いの丈を書いていこうと思います。
まずこの3日間で一番感じたことは、自分たちが本当に多くの方から応援していただいていて、また多くの方からの協力で活動が出来ているということです。
コロナ禍の中大会を開催してくださった県連の方、運営として大会に携わってくださったOBの先輩方、支援艇や観覧艇に乗ってくださった先輩方。
本当に皆さんのおかげで代交代後初めてのレースが出来上がったのだと思います。ありがとうございました。
また、大会前や大会期間中に多くの方から応援のメッセージをいただいてとても救われた部分がありました。
本当に力になったし、レース中何度もその言葉が頭をよぎりました。
僕はあまり心が強くないタイプなので、このメッセージはとてもありがたかったです。ありがとうございました。
実際の大会の結果はというと、個人戦で470級が2艇、スナイプが4艇入賞し、団体戦では470級優勝、スナイプ3位で総合優勝となりました。
九州インカレの期間の中で心境がめまぐるしく変わって、正直今もまだ完全に落ち着いているとは言えませんが、感じていることを書きます。
僕はスナイプの選手でスナイプリーダーを務めているので、スナイプ級に偏ってしまうかもしれません。
まず初日に行われた個人戦では、スナイプチームとしてとても大きな手応えを感じました。
ここ数年で最多タイとなる4艇が入賞したという結果はもちろん、レース中に九大スナイプの各艇が前を走っている姿を見てとても自信になりました。
チームとしてストロングポイントにしたいと考えていた点で各艇が前に出ていっているように見えて、自分たちが1年弱やってきたことが間違っていなかったと確信してとても誇らしかったです。
特に1R目の1上の途中まで九大スナイプがまとまって1〜3位にいたときは本当に高揚しました。(僕は他大学の選手に抜かれてしまいましたが...)
細かいところではもっと思うところがありましたが、総括としては大きな自信を手にすることが出来ました。
2日目からは団体戦が開催されました。
僕自身大きく感じたところなのですが、団体戦特有の緊張感であったり雰囲気というものがあり、楽しかった反面物怖じしていた部分があったと思います。
個人戦のときのようにはいかず、なかなか順位をまとめることができませんでした。
各選手の顔つきもあまり余裕がなく、団体戦の怖さをひしひしと感じました。
結果としてスナイプチームは9点差で1位を追う2位で団体戦初日を終えました。
団体戦2日目の朝には皆顔つきも変わっていて絶対逆転すると意気込んでレースに挑みました。
4R目が終わった時点で1位と2点差の3位となりました。
この後APを経て5R目を迎えました。この5R目の前、支援艇含めて本当にチーム全員で逆転しようという雰囲気となっていて自信を持って5R目に挑むことができました。
しかし結局5R目はノーレースとなり、その時点で最終レース予告信号予定時刻を超えており、3位という結果で団体戦が終わりました。
団体戦で感じたこととしては、やはり個人戦とは大きくわけが違うということとチームとしての成長です。
団体戦となると責任感が常に付き纏ってくるので、どうしても硬くなってしまうし悪い結果を残してしまったら引きずってしまいます。インカレとなると全然程度が違います。
西島先輩がスナイプミーティングでおっしゃってくださったように、団体戦での自分の気持ちの変化を感じれただけでも大きな収穫なのではないでしょうか。
インカレに出るであろうメンバーは、そこの部分を理解してメンタル作りをする必要があると強く感じました。
また、団体戦の2日間を通してスナイプチームがひとつになっていく様子を強く感じることができました。
個人成績の合計が団体成績になるとは言え、チームの一体感はとても大切だと考えています。
七大戦もなかった今年、この点を九イン団戦で培えたということはとても収穫だと感じました。
こうして考えていると、団体戦で負けてしまった悔しさが消えることはもちろんありませんが、団体戦で得たプラスの経験がとても大きいなと感じました。
ミーティングの場で部員全体に向けても言いましたが、インカレで勝つことに関してこの九州インカレは九大ヨット部にあまりにもプラスの多い3日間でした。
団戦の結果を引きずっていないと言えば嘘になりますが、1ヶ月後にはもう終わっているインカレに向けて今はとても前向きになれています。
1ヶ月先に控えたインカレに向けてやることは山積みですが、残り1ヶ月弱血眼になって努力します。
「後悔」ではなく「反省」ができるような1ヶ月にみんなでしていこう!
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