お世話になっております。
前4年470スキッパーの市川です。
いよいよ、最後のブログを書く時が来ました。
ドキドキします。
最後まで読んでいただけると、幸いです。
去年の11月末、艇庫で行われた代替わりミーティング。
そこで、ひとりひとり今年度の目標を書いて、艇庫の壁に貼りました。
『楽しくヨットに乗る』
これが私が書いた今年1年の目標でした。
3年生までありがたいことに、先輩とペアを組ませていただくことが多く、引っ張ってもらいながら何度もいい景色を見せてもらいました。
しかしながら、いくらレースで前を走っても、「良かったじゃん、おめでとう!」という言葉をもらっても、どこか素直に喜べない自分がいました。
それはきっと自分の力ではなく、先輩の力で勝てていた部分が大きかったからだと思います。
ヨットに乗っていると言うより、乗せられているようでした。
4年生になって、最初にペアを組んだのは3年生の矢吹。
私が鼻を怪我して、一緒に乗ったのは3回くらいです、、、
すごく謙虚で、器用で、伸びる姿勢がとても綺麗。
ただ、上手いんだからもっと自信持てばいいのにと思うこともありました。笑
もっと一緒に乗りたかったね!矢吹!
春練習から乗り始めたのが、2年生の上野です。
まだ、上野が470に乗り始めて間もない頃で最初は不安でした。
でも、彼の向上心や負けん気はすごく、メキメキと成長していきました。
あんまり、教えれなくてごめんね。1番長くペアを組んでミーティングしたり、整備したり、ごはん行ったりいろんな思い出があります。
これからの活躍期待してるよ!上野!
そして、最後にペアを組んだのが3年の佐藤です。
お互いに成績が出せず、レギュラーになる最後のチャンスとして組むことになりました。
ペアミーティングをして役割分担やペアでの決め事を決めたり、平日練習で課題を克服していったりと、充実した日々を送りました。
しかしながら、九インでも九州470でも前を走ることができず、努力をしてきたという自信があった分悔しい思いをしました。
そして、迎えた全日本インカレ。
乗り換え選手として挑みました。
前入りのレース練習では、良い結果を出せていたので、本番では出番があればいつでもやってやるぞと燃えていました。
1日目、2日目とあっという間に過ぎていき、最終日の最終レース、出番がないまま始まりました。
あ、これで私のインカレは終わったなと思いました。
レスキュー上で、同期たちが全国の舞台で前を走る姿が見れて、とても頼もしく思えたし、誇らしい気持ちになりました。
でも、出番が回ってこいと強く願う自分も心のどこかにいて、複雑な気持ちでした。
今年はこのように、結果が出せず、もがき苦しむ1年でした。
だけど、それとともに最高に楽しい充実した1年だったように思います。
後輩と乗るようになり、自分がどう乗りたいか積極的に伝えたり、逆に後輩からこうしてはどうかと提案があったり。
初心に帰って学ぶこともあり、コミュニケーションも活発で、ヨットに乗るのが純粋に楽しかったです。
ペアで一緒に乗っているという感じがして、夢中になれました。
この1年で、自分自身とても成長できたと思います。
最後に、ヨットの苦しさや楽しさを経験できて良かったです!
そして、最後に学校関係者の方々、福岡県セーリング連盟の方々、ハーバー関係者の方々、帆友会の先輩方、九大ヨット部の活動を応援してくれた方々、両親といった多くの方々に支えがあり、恵まれた環境でヨットをすることができました。
本当にありがとうございました。
先輩方
私がヨット部に入ったのは、先輩方の日本一への熱い気持ちとあたたかい人柄に惹かれたからです。
ヨットだけでなく、挨拶やマナーなど人として大切なことを教えてくださったり、悩んだ時には親身になって相談に乗ってくださったり、大変お世話になりました。
インカレ期間には遠くから応援メッセージをいただき、とても励みになりました。
ありがとうございました。
後輩たち
4年生についてきてくれてありがとう。
みんなの明るさや元気さにいつも助けられてました。
嫌な時も苦しい時も、話すだけで笑顔になれました。
来年は、今年よりももっともっといい成績を残してほしいです。
仲間を大切にして頑張っていってね、応援してるよ。
同期のみんな
みんなと一緒でとても充実した4年間でした。
悔しい結果だったけど、この代で1年活動してきて本当に「ひとつに」なれていたと思う。
それがすごく誇らしいです。
それぞれ違う道に進むけど、また何年後か再会した時に、あの時あーだったよねと思い出話できる日を楽しみにしてます。
4年間ありがとう。
4年間ヨット部で活動できて、幸せでした。
本当にありがとうございました。
市川緋那
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