新4年挨拶ブログ 井手沙緒里

 

お世話になっております。

今年度、マネージャーリーダー及び人事部長を務めさせて頂きます、新4年の井手と申します。

 

まずは、日頃より多大なるご支援やご指導を頂いている全ての皆様に、心より感謝を申し上げます。

今、私たちがこうして当たり前のように活動できているのは、数え切れないほど沢山の方々に支えて頂けているおかげです。

 

今後とも、温かく九大ヨット部を見守って下さると幸いです。

 

さて、今回のブログは、新代にあたり

今の気持ちや決意表明をすることになっているそうなんですが…

 

率直なところ、今は肩書きばかりがどんどん偉くなってしまって、とても困っている状況です(笑)

 

頭では分かってたはずなのに、気づけば最高学年になって、気づけば色んなことを考えて動かなければいけなくて、気づけば皆を引っ張らなければいけなくて、気づけば…

 

え、ちょっと待って…やばいやん…

 

と、2,3ヶ月前から頭がショートしっぱなしです。

これを乗り越えてきた歴代の先輩方には、本当に頭が上がりません。助けてください(笑)

 

 

そんなショートしながらの頭でも、ここ最近は

マネージャーって何なんだろう。

と、ふと考えることが多くなりました。

 

ありがたいことに、九大のマネージャーは人数が多いこともあり、「良いサポートだね」と声をかけて頂けることがあります。

 

選手として点数で結果は出せないものの、そうやって褒められるたびに、マネージャーとしては凄く誇らしく思っていました。

 

私たちのサポートは、目には見えないけど

きっと日本一なはず…!

 

ですが、現実はやっぱり厳しくて、1年間の最後の大会で容赦なく結果は出てきます。

それも、はっきりと目に見える形で。

 

この3年間、未熟ながらも勝つことを目指してサポートをしてきましたが、

達成できていない以上、九大のサポートは日本一であると、まだ私は言い切れません。

 

これが今、何よりも悔しいし、もどかしいです。

 

日本一を達成するまで、私たちのサポートに正解もなければ際限もありません。

何が正しいのか分からないまま、手を伸ばし続けることに本当に意味があるのか。

マネージャーって何なんだ。

 

この1ヶ月、1人で深い沼に足を取られて、沈んではもがいてを繰り返している気持ちでした。

 

けれど、そんな時に救われたのが今の同期・後輩マネージャー達の存在です。

 

レスキューに乗っている時も、昼ごはんを作っている時も、部署の仕事のためにLINEしている時も、たわいない話をしている時も

当たり前ですが、自分は1人じゃないんだ、と

強く気づかされました。

 

確かに正解はわからないし、1人じゃできないことは山のようにあるけど、

皆となら、より早く正解に近づくことができるし、色んな方向から勝ちに向かうことができると信じています。

 

マネージャーリーダーとして、こんなに頼もしい仲間は他にいないです。

 

しかも、今まで日本一という正解が出ていないのであれば

今からするどんな取り組みだって、勝つための正解のサポートだと言えると思っていますし、正解のサポートにします。

 

だからどうか、マネージャーの皆はどんな形でも良いから部活を楽しんでください。

 

皆が、少しでも心が動く方に、少しでも楽しいって思えることに「夢中」になれれば

その先には、絶対に正しい答えが見えてくると思っています。

 

目に見えない仕事を沢山してもらって、しんどい思いばかりさせてごめん。

皆の頑張りは、一つも無駄なことなんてないよ。

全部が、全員が、

今の九大ヨット部には必要です。

 

最後の日に、私たちが日本一のマネージャー集団だったって、皆で笑って終わりましょう。

 

 

まだまだ、未熟ではありますが

1年間どうかよろしくお願いいたします。

 

 

最後に、いつか腐るかもしれない自分へ。

 

経験者がいないから。

部員が少なくなったから。

お金がないから。

コロナで練習時間がなくなったから。

バイトや授業や就活が忙しいから。

レース経験が足りないから。

 

何かのせいにしていませんか。

そのせいで、日本一になれないんですか。

 

本当に勝ちたいと思っていますか。

 

日本一、という言葉を口に出す以上

言い訳も後悔も、絶対にしないように。