おはようございます!
マネージャーリーダーの井手です。
年が明けたと思ったら、もう1ヶ月が経とうとしています。緊急事態宣言等、コロナで色々と制限が大きい中、大学では期末試験シーズンに突入しました。
私にとってはそういった意味でも緊急事態です…
今日の1限からさっそく再履修科目の期末試験が行われています。経済学部であるにもかかわらず、会計学はさっぱりわかりません。今季こそ単位が取れますように…
さて、突然ですが今回は我が家のことについて少し紹介しようかと思います!
というのも我が家のお仕事は少し特殊で、
祖母が日本民謡の講師をしている関係で、母親がその手伝い、及び三味線の講師をしています。
中学生の頃までは私もお稽古をつけてもらっていたので、かじる程度にはできますが、今の世代の人には中々馴染みのないものではないでしょうか。
今は音楽のジャンルも本当に幅広くなって、こうした伝統芸能に触れる機会はそう多くないと思います。
三味線は弦楽器の1種で、3本の弦で構成されています。
調べてみると、戦国時代に琉球から伝来し、江戸時代に現在の形が完成された、比較的新しい和楽器であるそうです。
胴と呼ばれる白い部分には、犬や猫の皮を使用しているのが驚きです。
左手で棹(さお)を支えながら弦を指で押さえ、右手で撥(バチ)と言われるもの(ギターでいうピック)を持ち、弦を叩いたり弾いたりして、音を出します。
3本の弦は上から「1の糸」「2の糸」「3の糸」の順にだんだん細くなっていき、より高い音になります。この3本の弦を、棹のどの部分で押さえるかによって音色が決まっていき、曲を奏でられるようになります。
正座をして右の太ももに胴を置き、右腕(の肘から下)を胴の上に添えるのですが、三味線を初めて教わった頃は、登竜門として右腕のみで三味線が定位置からずれないように支えなければなりませんでした。
これが意外と難しくて、右腕に常に力を入れていないと棹が角度を保てず、勝手にどんどん下がってきてしまいます。
まだ小学校にもあがっていない子どもの筋力なんてたかが知れていて、音を出す段階まで行くのをなかなか許してもらえなくて、悔しかったのを覚えています。
余談ですが、いざ支えられるようになると右腕に筋力がつくので、気づけば勝手に力強い音が出せるようになっていました。
母の偉大さを思い知らされた瞬間でした(笑)
今回、なぜこの話題をチョイスしたかというと、三味線未経験の3つ下の弟が、ここ最近精力的にお稽古を始めたのがきっかけです。
1階から聞こえてくる音色に、懐かしいなーなんて思いながら、ふと自分がめっきり三味線から遠ざかっていたことに気が付きました。
せっかくこんな環境があるので、もし自分の子どもができたら我が家の伝統を繋げられるように、たまには練習しようかなと思います。
もし機会があれば、皆さんも1度弾いてみてほしいです!
思えば、コロナの影響で後輩(特に新2年生)に伝えられていないヨット部の伝統も沢山あります。たとえ形が変わるとしても、皆に少しでも伝統を繋げることが4年生の使命でもあると思います。どうにか頑張って工夫していきたいです。
母監視の下、実に5年ぶりに三味線を弾いてみました。
ちょっと下手になりすぎていて、笑いながら絶望しています。隣のお母さんは頭を抱えていました。
ごめんよお母さん…(笑)
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
失礼いたします。