夏の雲

 

こんにちは。

4年選手の足立拓馬です。

 

福岡県でも緊急事態宣言が発令されています。昨日は感染者が600人を超えたそうです。これまでとは状況が全然違うので、いつも以上に注意して生活しようと思います。

 

最近ずいぶん暑くなってきました。天気予報を見ると雨予報が多くなっており梅雨が近づいていることを感じます。そんな夏にヨットをする上で気をつけないといけないのは雷です。今日は雷を発生させる積乱雲について少し紹介しようと思います。

 

積乱雲は強い上昇気流によって鉛直方向に発達した雲です。大気の状態が不安定な時にできやすく注意が必要です。ヨットをする上で気をつけないといけないポイントは突風と雷です。突風で一番よく知られているのは竜巻だと思います。竜巻は雲の下から伸びていくので雲の下に小さな竜巻が見えたら危険です。竜巻以外にもダウンバーストなど様々な種類の突風があります。

雷はよく知られていると思います。雷は落ちていきながら一番通りやすいところを探してそこを通っていくので高いところに落ちやすいそうです。海上ではヨットの他に高いものが少ないためヨットに落ちる可能性が高くなります。雷の音が聞こえたら危ないと思った方がいいです。

積乱雲の困ったところは大きすぎて距離感が掴みづらいところです。まだ遠いから大丈夫と思っていても気づいたら近くにあったということも少なくないです。積乱雲を見つけたり明らかに黒い雲が来たりしたら雨雲レーダーなどを確認するのが安心だと思います。

 

部活動を行う上で部員の安全は一番優先しなければいけないものです。本格的な夏が来る前に注意しなければならないところを考え直して安全に練習できるよう準備しようと思います。

 

下の写真は一昨年小戸で撮った積乱雲です。立派な積乱雲で一番上に傘のような雲をかぶっています。積乱雲が急成長している時に見られる雲だそうで(他のことが要因であることもありますが)注意した方がいい雲です。