ジョコビッチになろう!

おはようございます。4年マネージャーの川端です。

 

今日は、ずっと書いてみたかった食事ネタについてのブログにしようと思います。

わたしが今日紹介したいと思うのは「ジョコビッチの生まれ変わる食事-あなたの人生を激変させる14日間プログラム-」という本から学んだことです。選手に食事の選択の重要さを伝えられるように頑張って書こうと思います!

 

まず、この本は最近よく聞く「グルテンフリー」について主に書かれています。著者であるジョコビッチは、世界レベルの技術や才能、精神力があり、その上で猛烈な練習を積み重ねていたのにもかかわらず、世界的な大会の試合後半で必ず呼吸困難、動きの鈍りによって倒れる症状が出てしまうという、選手にとっては致命的な体質をしていました。観客や専門家からは、アレルギーか喘息か調整ミスだと嘲笑われ、世界レベルの選手と最後の最後で高い壁を感じていたそうです。

 

ところが、ジョコビッチは2011年にみるみる大躍進を遂げ、なんと世界の頂点にたち、「プロテニス史上最高の1年」とまで言われました。その秘密は、新しい技術や最新のラケットや素晴らしいコーチでもなく、自分の体にあった食事をしたというとてもシンプルなものでした。それも、長期的な改善ではなく、たった14日間小麦製品を絶ったというだけでかなり動きが軽くなり、活力や柔軟性が上がったという点が驚きです。

 

体に不調がでるということは、炎症が起きているということであり、この本でジョコビッチは「正しい食べ物が何か、いつ食べればよいのか、そしてどうすれば効果を最大にできるのかが判明すると、今後の肉体改造・人生好転の設計図ができあがる」と書いてあります。

 

つまり、自分の体に耳を傾けて、自分に合う食事を見つけるということです。この本で特に取り上げられている小麦の中に含まれるグルテンは、なんと砂糖よりも血糖値を上昇させるみたいです。あの激甘のスニッカーズバーよりも全粒粉パンのほうが1.5倍も血糖値を上昇させると知り、ものすごくびっくりしました()5人に1人の割合でジョコビッチのように「グルテン不耐症」の症状があるみたいで、体が重いと感じたり、疲れやすいと感じたりする人はもしかしたらそうかもしれません。

 

わたしの経験談ですが(世界王者ジョコビッチから急に普通の大学生の話ですみません!笑)、わたしも中学3年のころから体のだるさや重さで、歩いたり、階段をすこし上っただけで息切れやひどいときは立つことすらだるいことが多くなりました。やっていた陸上競技でもスタート直後にすでにしんどくなったり、せっかく800m1500mで県大会にいってもどうしても体がだるくて片方のレースを棄権してしまうなどの経験をしました。大学になってもこの症状は続いて、「いっつもお前は死にそうな顔で歩いているな」といわれることが度々あり、それは強ち間違いじゃなくて実際に死にそうだった日だったんだと思います()。そして大学2年くらいになってたまたまグルテン不耐症について自分と症状が似ていると感じ、小麦を意識的に絶ってみたところ劇的に症状が改善され、しんどくてどうしようもない日がかなり減りました。実際に検査とかをしたわけではないので断言はできませんが、おそらく自分も少しグルテン不耐性なのだと思います。

 

辞めるのが難しいと言われる小麦を控えるのはかなりきつかったですが、みるみる元気になったので気持ちも明るくなりました!もともと小麦製品は大大大好きなので今は友達がいるとき、なにか頑張ったときだけオッケー(食べるときはよくかんで時間をかけて食べる!)、それ以外はなるべく控えるというゆるゆるグルテンフリーの食事をしています。だからみんながいるときにパンやケーキを食べてても責めないでください()

 

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、永久に書いてしまいそうなのでまとめたいと思います!()まとめると、小麦を食べるなと言いたいのではなく、自分にあった食事を探さなければならないということです。小麦を食べて症状が出ない人は食べてもいいし、牛乳を飲んで腹痛になる人は牛乳を控えたほうがいいなどです(専門家じゃないので参考にする程度でお願いします...)。体に不調がある人は自分の体質を知れるチャンスだと思います。ジョコビッチのようにシンプルな変化で大きなタイトルを取ることができる可能性があるということをしれば食事管理のモチベーションも少しあがりませんか?わたしも完全に自分にあった食事を見つけることは全然できていないし、欲望に負けて自分の食べたいものを爆食してしまうこともたくさんあるので選手と一緒に食事管理がんばりたいと思います。

 

この本にはジョコビッチの普段の食事のレシピものっているのですが、「オーガニックグルテンフリーロールドオーツ」など、どこに売っとるんや!みたいなものばかり出てくるので、そこまで徹底するのではなく自分のペースでゆるく始めるのがおすすめです。

 

長々とすみません。最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

 

写真は、紹介した本と、同期マネージャーのミクからもらった大量のスパイスです()。市販のカレールーは意外にも小麦が含まれています。スパイスからつくることによってグルテンを避けつつカレーが食べれるのです。