『細部を獲る』
おはようございます!
マネージャーリーダーの井手です。
昨日、九州北部では梅雨明けの発表がありました。
ついに待ちに待った本格的な夏がやってきます!
1か月後に控えた夏練では、レスキュー上で結構本気で意識を失いそうになりますが、そんな夏もあと1回と思うと非常に感慨深いものです。
ここで、3年間で培った4マネならではの夏練を快適に過ごす秘策を紹介します!
…と言いたいところですが、そんなものはあるはずもないので、今年も気合と根性でしぶとく乗り切ろうと思います。経験上、この2つが一番有効です(笑)
さて、個人戦もおわり少し日常が落ち着いてきました。
直近4年のブログのテーマがほとんど個人戦で埋め尽くされていますが、それも大いに納得できるほど私自身も印象深い大会になりました。
(きっと4年のネタがないというわけではありません、許して下さい笑)
目標としていた両クラス3艇ずつの突破を皮切りに、これからインカレに向けてガンガン突き進んでいくことと思います。
総合優勝はまだ遥か高い目標ですが、このメンバーと一緒に夢中になって高みを目指せることが、すごく嬉しいし本当にワクワクします。頑張ろうね…!!
そんな、アクセルがかかった時だからこそ。
私自身ふと立ち止まり、常に細部にこだわり続ける人間でいなければと強く思っています。
ここでいう細部とは、「当たり前のこと」とも言えます。
例えば着岸後、KIDのライジャケをボックスにきちんと並べて入れているか。
乾燥室の防寒着たちを床に置きっぱなしにしていないか。
バースに落ちているゴミを見なかったことにしていないか。
言い出せばキリがありません。
「当たり前のことを当たり前にする」
私たちが入部した当初から、何度も何度も先輩方に教えて頂いてきたことです。
4年生になった今、レースのためのテクニックなどではなく、レースなどとは一見無縁のこうした細部にこそ、勝利が宿っているのではないかと心から思うようになりました。
実際に、遠征などで強豪と呼ばれる大学のバースを見ると、物は少なくないのに本当に美しいのです。
私たちが、欲しくて欲しくてたまらない勝利は、実は私たちの手が届く一番近くに日々眠っているのかもしれません。
日本一という言葉には人を奮い立たせる特別な力があります。
私も辛い時何度となく、この言葉に助けられてきました。
しかし同時に、この言葉は人の目を眩ませる麻薬のような力も持っていると思います。
日本一を目指すが故に、日本一という言葉に浮かれて足元が覚束なくなっては元も子もありません。
道具は大切に扱う。
使った物は元あった場所に戻す。
公共の場所は使う前よりも美しくする。
どれも一見、取るに足りないほど小さなことです。
が、こんな小さなことさえも取りこぼす人間に、他に何が獲れるというのでしょうか。
4年生という前に、いち部員として。
もう一度原点に立ち返り、当たり前のことを当たり前にこなし続ける112日にします。
112日後、「当たり前」が形となり実を結ぶことを願って。
写真は同期選手のゆり奈ちゃんです。
彼女は4年間、BOXに始まり部の治安を守り続けてくれている、「当たり前」を体現している女の子です。
彼女には見習うべきところが本当に多いです。いつもありがとう。
当たり前のように定期的に遊んでいましたが、コロナの影響もあり最近はご無沙汰で、写真も昔のものから引っ張り出してきました。
流石にそろそろ遊び行かない?笑
拙い文章でしたが、最後まで目を通して頂きありがとうございました。
失礼いたします。
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