敵(相手)を知る

こんにちは!

4年マネージャーの中野です。

 

突然ですが今日は私のゼミ紹介をしようと思います!

私は大学で経済学部に所属しており、ゼミでは会計学を専攻し、「企業価値分析」というものをしています。

内容を説明すると、現在の「市場株価」と、現状から予測される「理論株価」を比較します。

その中で、理論株価は現状の会計数値から理論的に出されたものであるにもかかわらず市場株価と乖離します。その乖離の理由を企業の開示する様々な情報から導き出し、投資家が企業の価値をどのように評価しているかを分析しています。

 

簡単に言えば、投資家が株を割高(あるいは割安)に判断してる理由の分析です。

 

 

と、こんな感じです!

なぜゼミの話をしたかと言うと、以前、

「ゼミで学んだことと部活に共通することはある?」

と聞かれたことがあるからです。

 

私のゼミと、部活の共通点を探すとすれば、

「敵・相手を知ること」かなと思います。

 

 

ゼミで企業の分析をするにあたって、一企業を深く分析することももちろん重要ですが、同業他社と数値を比較して初めて分かることも沢山あります。

例えば、業績が上り調子の企業でも、業界内で比較すると成長率が低い、などです。また、単純に売上が高い低いで比較するのではなく、なぜ売上が高いのか低いのかの理由をつきつめる必要があります。

 

部活でも似たことが言えるかと思います。

自分自身が苦手なことを知って、改善して、成長するのももちろん重要ですが、他校や、仲間でありライバルでもある他の部員と自分の違いを知ることも重要です。

また部活も同様に、ただ「○点足りなかった」で終わるのではなく、何が違ってその差が生まれたのかの理由をつきつめる必要があります。

 

この連休4日間の練習の最終日の着岸前、「疲れたね、頑張ったね」とレスキュー上で話をしていました。

この4日間を経験して、夏練大丈夫かな、スケジュール変えた方が良いんじゃないかな、と心配していたのですが、レース技術部長の仁くんが、

あの大学は練習日とオフを○:○でやってるから、彼らよりも上手くなるためにはこの練習比率を変えるわけにはいかない

という話をしてくれました。

 

半年ほど前、主将・副将・マネリーダー・レ技のみんなが話し合いを重ね、他校と九大ヨット部を比較しながら、どうすれば優勝できるのか沢山沢山考えてスケジュールを立ててくれました。

だからこそ今のスケジュールは、敵を知り、自分と比較し、勝つために最低限必要なものなのだと思い出しました。

 

私自身もう4回目の夏練ですが、いまからかなりびびっています。笑

でもこれが勝つために必要なら頑張るしかありません。

 

他にも身近な所で言えば、

自分より〇〇が上手い人はどうやっているのか、

自分より筋力がある人はどんな筋トレをしてるのか、

などを知って、良いところを取り入れてみると良いかもしれません。

 

 

部員のみんな、暑い暑い夏がやってくるけど、気合をいれて頑張ろう!

かといって無理をするのも良くないので、体調にだけは気をつけましょう。

 

私も体力をつけるため、久々にランニングでもしてみようと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

写真は先日の練習中の1年選手本田くんと引地くんです!スタートのライン読みを頑張ってやってくれました!ありがとう!!