心が叫びたがってるんだ。

おはようございます!

マネージャーリーダーの井手です。

 

緊急事態宣言の発令に伴い、先日から拠点を今津に移して活動させて頂けることとなりました。

今津はどこか懐かしさを覚える温かい空気に包まれていて、単調な言葉ですが本当に素敵な場所です。

 

2か月ほど前にもお世話になり、もう引退までは今津での活動はないだろうな、と寂しさも感じていたので、再びこうした機会に恵まれて本当に嬉しいです。

 

色々とご迷惑をおかけしますが、地域の方々、今後ともよろしくお願い致します。

 

 

今津地域への引っ越しを終えた日の夜、丁度オリンピックの閉会式がテレビで行われていました。

 

表面的に知るだけでも様々な紆余曲折があり、今でも開催に至ったことへの意見は色々とありますが、それでも間違いなく選手の方々から圧倒的なエネルギーを頂き続けた17日間でした。パラリンピックも心から楽しみです…!

 

どれも本当に感動した中で、特に印象的だった競技は女子バスケかもしれません。

 

中高で3年半片思いしていた人がバスケ部だったから、という清々しいほど不純な動機がきっかけでバスケ観戦が好きになったのですが(笑)、短時間に次々と展開が変わる様は凄く見応えがあり、改めて魅力を感じました。

 

元バスケ部の弟の解説を聞きながら見る試合はどれも激アツで、史上初のメダルが確定した瞬間は無意識にガッツポーズしていました。

 

(余談ですが、前述の好きな人と弟が部活の先輩後輩で、好きな人と同じ背番号を身に着けることになった弟に一時期とっても嫉妬していました。まさか一緒にこうしてバスケ観戦する日が来るとは…

すみません、余談が過ぎました笑)

 

ご存知の方も多いと思いますが、日本女子バスケのヘッドコーチはアメリカ人の方です。

が、日本語が本当に流暢で、選手とのコミュニケーションも全て通訳を介さず、自分の直接話す言葉でなさっています(驚)

 

というのも、自身の経験から

 

“多少の間違いがあっても自分の言葉で伝えるほうがインパクトがある”

 

という信念で、コーチ就任以降日本語を猛勉強したり、代表合宿中は練習後に選手と1対1の対話の時間を増やす工夫をしたそうで、すごく素敵な方だなと思いました。

 

この、「自分の思いを自分で直接相手に伝えること」は部活をしていても本当に大事だなと感じます。

例えば、レスキューで1年生がマークを打ってくれた時。

「打ちました!」の報告に、「ありがとう!」の言葉が日常的によく聞こえてきます。

たった5文字、されど5文字。

これがあるのとないのとでは、その日、その瞬間の雰囲気が全然違います。

 

学年でミーティングをする時。

普段あまり話すことのない内容の時は特に、4年目の付き合いでお互いに飽きるほど何でも知っていると思っていた同期から、「え、そんなこと考えてたの?」と、意外な言葉を聞くことも往々にしてあります。

 

自分が悩んで困っている時。

「悩んでいる」と伝えると、もっと早く言いなよ~と言いながらアドバイスをもらい、あれだけ1人で苦しんでいたのに、話したことがきっかけであっという間に解決した…なんてことがあります。

 

うまく整理できていませんが何が言いたいかというと、

自分が思っていることは、直接言葉にしないと自分が思っているより遥かに他の人に伝わらないということです。

 

逆もまた然りで、直接その人の言葉を聞かないと、その人が何を考えているのか、何を感じているのか本当に判断し辛いです。

何なら余計な推測やすれ違いで、心をすり減らすことだってあります。

 

だからこそ、自分の言葉で、自分の表情や声でお互いに意思を伝え合うことが、何よりも大切だと思います。

そういった意味でも、やっぱり私は対面での活動が本当に好きなのです。

 

 

もう何度目かわからない緊急事態宣言。

ハーバーが閉鎖したり、学連のレース日程も変更になったりと、刻一刻と変わる状況で、今後いつ対面での活動が出来なくなるか分かりません。

正直とても怖いです。

 

しかし、ピンチはチャンス。

この特別に恵まれた機会に感謝しながら、1日1日を大切に過ごしていこうと思います。

 

現役の皆とは、残された時間まだまだ沢山コミュニケーションを取りたいです。

どんな些細なことでもいいので、是非私と喋ってほしいです(笑)

これからもよろしくお願いします!

 

写真は同期470クルーの矢吹くん。

彼とは何故かダントツでしょうもない話しかしません。内容ペラペラです。

 

(こないだは、スナイプクラスにもスピンが追加されるルールになったらしい、と嘘をつかれました)

 

でも、それがまた楽しいです(笑)

 

私の悪い癖で、話がまた冗長的になってしまいました。申し訳ありません。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

失礼いたします。