お世話になっております。
九州大学ヨット部前遠征計画部長の藤井美来です。
引退して2週間がたちました。嫌でも毎週、時には毎日会っていた同期が約束をしないと会えない人になってしまった現実や、後輩たちの成長もSNSを通してでしか知ることのできないことをとても寂しく感じている自分がいます。
まずは今まで支えてくださったOB・OGの皆様、山口顧問、大学関係者の皆様、ハーバー関係者の皆様、県連関係者の皆様、保護者の皆様、九州大学ヨット部を通して関わらせていただきましたすべての方に深く感謝申し上げます。
文章が上手にまとまらなかったため、3つの項目に分けてお話しさせていただきます。
~沢山悩んだ4年間~
悩みの絶えない4年間だったと感じています。こんなに悩んだのは人生で初めてです。
先輩方に憧れて入った4年前。入部当初私はまだまだ甘ちゃんで、一生懸命やっているつもりでも足ばかり引っ張ってしまう自分自身が本当に嫌いでした。目指す姿があまりにも大きすぎたのかもしれない、自分に合っていなかったのかもしれないと思い、やめそうになったこともありました。
マネージャーってなんなんだろう。
常にそのことでも悩みました。
4年間やって、マネージャーがなんだったのか、何が正解だったのか結局結論は出ませんでした。
でも、マネージャーとして役に立つために何をすべきか悩んだ日々は決して無駄ではなかったし、そうやって考え続けて今の自分があるんだと思います。
それに、マネージャーに正解はないと思います。
九州大学ヨット部は本当にどんなことも受け入れてくれる
だからこそ自分の信じるマネージャー像を貫けばいい。自分なりのマネージャー像を確立させればいい。今となってはそう思います。
~遠征計画部として~
遠征計画部になりたい!!入部の理由の1つがこれでした。遠征計画部になれて本当にうれしかったし、遠征計画部の仕事がやりたくてやりたくてたまりませんでした。遠征計画部として活動できる時間は本当に楽しい時間でした。
3年生で遠征計画部長となり、ミスが許されない、完璧を求めなければならない遠征計画部長としての仕事は心配性な私を苦しめました。今までどんなに先輩に甘えてきたのか思い知らされました。今までの部署長の背中がとてつもなく大きく見えました。あんなに楽しかった部署の仕事が嫌いになったこともありました。それでも4年間、遠征計画部を勤め上げれたことは私にとってとても幸せなことでした。途中で部署が変わってしまうマネージャーも沢山いる中で4年間、遠征計画部で活動させてもらったこと、本当に感謝しています。また、一緒に遠征計画部として活動してくれた美遥・ひびきにも本当に感謝しています。こんな頼りない部署長だったけど最後の最後までついてきてくれて本当にありがとう。2人がいたから最後まで頑張れました。
~最後に~
4年間の活動を通じて後輩に伝えたいのは、常に成長することを諦めないで欲しいということです。4年間を通して思い通りにいかないことが沢山あると思います。悩んでしまうこと、投げ出したくなる時もあると思います。そんな時でも常に少しでも前を向いて活動してほしいです。
思い返せば後悔の多い4年間だったと思います。そんな中で私が後悔しているタイミングはいつだって成長することから目を背けてしまった時でした。今は忙しいから、他に適任がいるから。そうやって逃げてしまったことがありました。結局は自分に自信がなかっただけなのだと思います。あの時あきらめていなければもっと沢山のことができたかもしれない。上手になっていたかもしれない。そんなことを思ってしまう時がふとあります。今更遅いのですが。だからこそ、私のような後悔を後輩にはしてほしくないと思います。ヨット部でのかけがえのない時間を1日1日大切に過ごしてください。
ヨット部で過ごしたこの4年間は確実に自分を成長させてくれました。
ヨット部で経験したこと、そして出会ったすべての人々がわたしにとってかけがえのない財産です。本当にありがとうございました。
以上で引退挨拶とさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
失礼致します。
藤井美来
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