お世話になっております。新三年470クルーの大西健新です。
本日の練習報告をいたします。まず日経大の三船監督から「勝てるチーム」になるためのシステム、とくにマネージャーの力を借りながらの映像解析をいかに実現するかということについてお話をいただきました。その後山下主将を中心に年間の練習プランを話し合ったのち、クラス・ポジションごとに分かれてそれぞれの練習目標についてのミーティングをしました。
さて、今回のブログのテーマは「冬練習の目標」です。
先日出場した全日本470の最中、お世話になっているコーチの方とお話しさせていただく機会があったのですが、その時に「情熱」があればなんでもできるといったことを言われました。これには、自分のいままでの取り組み方を叩き直されるように思いました。僕はいままでとにかく先輩に注意されたことを直し、何も言われなければそのまま新しい工夫もせず続けるといったことをしていましたが、もはやそれでは進歩は望めなくなっていたのです。
すなわち自分の理想を掲げ、それを達成するための理論を考え、限られた時間中でそれを実践し、そしてどれだけそれを実行できたのか反省すること。このサイクルを用い、自分の考えを持って練習に取り組んでいくこと、これがこれからの自分が身につけたい姿勢です。
自分がいま夢見る景色は、インカレの上マークで、九大3艇が上位10位以内で続け様に回航していく姿です。なぜなら、ハイレベルな戦いの中で技術と肉体を駆使して競い合う姿こそアスリートがサポーターに一番魅せたいものであり、そしてインカレこそそれを一番見せたい舞台であるからです。
これを実現するためには、自分の技術向上と丁寧な後輩教育が必要です。まず自分の技術のついては、全日本で動作の未熟さによる減速や不利な状況への転落を経験してしまったことから、冬練習の間は動作について何を聞かれても論理的に説明できるようになりたいです。例えばタック前後のチェックリストを意識し、これを確認することで、速いだけでなくレースの中でも効果的なタックを確実にできるようになります。
後輩教育については、現在少なくとも1人は2年生クルーがインカレに出場するという状況であることから、後輩が育つことなくして先程の自分の理想は決して叶わないと言えます。そのため教えることを意識した自分の技術の言語化、情報の共有、そしてなるべく一緒に練習して議論をしていくことに尽力したいです。
徹底した自分の動作の理論化と、綿密な後輩への指導。これが自分の冬練習の目標であり、インカレで先頭集団を九大のセールが占めるための第一ステップとしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。応援よろしくお願い致します。
コメントをお書きください