こんにちは。新2年スナイプスキッパーの藤本です。本日の練習報告を致します。午前は風が強かったため時間をずらして集合し、470、スナイプ、及び明日の学内新人戦で使うシングルの整備をしました。午後も風が強かったため、全体ミーティング後解散しました。
さて、長かったようであっという間だった春練習も明日の学内新人戦をもってついに終わってしまいます。凍傷で手がボロボロになる人が出るほどのあの寒さも、今となっては懐かしいです。
春練習中ざっと160時間以上は海上で練習していましたが、日々の練習で毎回何かしら上手くなったと感じられる期間でした。そこで、春練習中に特に上達したと思えることをタームごとにまとめてみたいと思います。
第1タームでは、リーチングでのバングコントロールの仕方を覚えました。それまではなんとなくだったバングですが、メインの上から1番目と2番目のテルテールを見ながら合わせられるようになりました。
第2タームでは、飛びタックや下回航でオーバーヒールさせないようなティラーやメインのコントロール、及びスムーズな持ち替え方を覚えました。これのおかげで強風のセーリングが前よりもやりやすくなりました。今も精度を上げるべく練習中です。
第3タームでは、レイラインの見極めができるようになりました。今のところ5〜6m/sくらいの風域が一番合わせやすいですが、どの風域でも同じように回れるよう、タック角などを意識して再現性を高めていきたいです。
第4タームでは、オーバーな風でのメイントリムの重要性を実感しました。ヒールをボディパンプのみで対処しようとしていた走りと、適切なメイントリムを繰り返し、一定のハイクアウトとフラット〜微ヒールをキープしている走りとでその速さに圧倒的な差が生まれることに気付かされました。特段技術が向上したわけではないですが、それでも春練習で最も自分が成長したと思えるタームでした。
第5タームでは、横流れするばかりだった微速前進が、「ブームをガンネルインさせる、舵はまっすぐ、船はフラット」を意識することで比較的まっすぐ走れるようになりました。未だに微速前進からの加速が課題ではありますが、まずは始めの第一歩ができたと思います。
第6タームでは、ブロウやラル、風のシフトやそれによるメイントリムを逐一ペアと確認することを覚えました。もともとペアの下川さんがされていたことですが、メインとジブのシェイプを合わせるために僕もこのタームから意識し始めました。会話量は圧倒的に下川さんの方が多いので、僕ももっといろいろ気付けるようになりたいです。
第7タームでは、ランニングでバイザリーまで角度を落としてアンヒールさせながら走らせられるようになりました。状況によってフラットがいいかバイザリーがいいかは変わりますが、選択肢が増えたことは大きな成長だと思います。
文章に起こすにあたって反省ノートを見返してましたが、成長したなあと思うところも未だに苦手だなあと思うところもたくさんありました。もっと上手くなって全国でも前を走れるよう頑張っていきます。
長く拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。失礼いたします。
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