サポート

こんにちは。マネージャーリーダーの川野七海です。

久しぶりのブログですが、以前書いた時よりも随分と暖かくなり、あちこちで桜が見られ毎日癒されています。

 

さて、先日行われた新人戦にご声援をいただき誠にありがとうございました。多くの先輩方にご協力いただき、無事小戸に帰ってくることが出来ました。今回の新人戦をふまえ、私が考えるサポートについて書こうと思います。

私が新人戦に臨む際に1番考えていたことは、明るく、ポジティブでいることでした。

 

この目標を立てるにあたって、2つのきっかけがありました。

 

1つ目は母の言葉です。

私の父は仕事の関係上、東日本大震災の復興支援のため1ヶ月ほど家を空けました。当時小学生だった私と妹は、父が無事に帰ってこられるのか不安で泣いて見送りました。

母は普通そうに「頑張っておいで!」と見送っていたので、「心配じゃないの?」と聞いたところ、「お母さんが不安そうにしてたら、お父さんは安心して家を空けられないでしょ?」と言っていました。

母を語る上で大きなエピソードですが、マネージャーとしてサポートする側になってからは特によく思い出すことが増えました。

 

また、インカレで支援艇に乗る前日の夜はとても不安で、1人でぼーっとしていたのですが、その際に千尋さんと永野さんから「まずはサポートがリラックスしないと、選手ものびのびできないよー」と声をかけていただきました。

この2つのきっかけが今の私のサポートの流儀?になっています。

 

新人戦では支援艇に4マネ1人、2マネ1人、2年選手3人で乗り、わかたか1艇で470とスナイプどちらのサポートも行いました。正直に言うと、支援艇の最高責任者が自分というプレッシャーがあり、とても不安でした。支援艇の動きを何度読んでも、上手くできるのかという気持ちがずっとありました。

 

ただ、先程も書いたように、サポートが不安そうにしていては選手は思い切りレースに挑むことはできません。特に今回の新人戦は多くの選手が緊張していて、1レース毎の結果で落ち込む人もいました。だからこそ、サポートは明るく、いつでも前向きに選手を励ますことが大切だなと実感しました。

 

マネージャーの皆は、色んな気持ちを持ちながらも新人戦に臨んでくれました。イレギュラーな動きにも臨機応変に対応し、選手に温かい声をかけ、陸上運営の仕事もしっかりと全うしてくれました。本当にありがとう。

一緒に支援艇に乗った野乃花は、2年選手に仕事をリマインドし、落ち込みながらレスキューに乗り換えた選手に優しく声をかけ、さらには出艇後疲れているであろうに支援艇の動きの反省を共有してくれました。とても頼もしかったですし、同じ熱量でサポートしてくれたことにとても感謝しています。

 

今回色々な反省はあったものの、マネ皆でやり切れたことは少なからず自信に繋がったと感じています。

 

これから、西日本インカレ、九イン、七大戦、インカレと多くの大会を迎えます。

もちろんインカレもそうですが、中でも七大戦は10連覇という重い襷を背負い選手はレースに出ることとなる大会です。サポートは選手を信じ、選手もまた安心してレースに出れるようサポートを信じて貰えるよう、これからのチーム作りやサポート体制の見直しをしていきたいです。

 

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。