おはようございます。
4年の下川です。
春練習が終わり、数日が経ちました。
最近はというもの、この期間のうちに引越しバイトに入りまくりお金を稼いでる次第です。
恐らくこのブログが更新されている今頃は元気にトラックに乗っているだろうと思います。今日も一日頑張ります。
ヨット部の活動としては、これから本格的に新歓を迎えることになります。
気付けばもう4年生、そして3回目の新歓を迎えます。
一昨年は、コロナの影響で思うように活動出来ず夏頃に新歓をしたのを覚えていて、去年はようやく例年通りの新歓が出来て、改めてヨット部の魅力を上手く口で伝える難しさを知りました。笑
今年は一番上の立場になり、最後の新歓を迎えるので、今までの反省を踏まえて、気合い入れて頑張っていきたいです。
さて、話は変わりますが、皆さん「進撃の巨人」という漫画をご存知でしょうか。
簡単に話を紹介すると(主観あり)、この物語は全体を通して、「未来」は最初から決まっており、過去→現在→未来は一本の道で繋がっているというものです。主人公エレンは、何らかの力(これを説明するとかなり長くなるので省きます)を持ったことによって、未来の記憶を見てしまい、その記憶通りに現在が進んでいくという物語です。
ちょっとややこしいですが、要は「未来は最初から決まっており、それを変えることはできない」ということです。
「過去は変えらないけど、未来は変えられる」なんてありふれた言葉とは対極を成すような言葉ですが、どんなに自分が望んでいない未来だろうと、それは必然として起こり、それは自分の意思ではどうにもならない、という何とも冷酷ですが現実味のある言葉だと僕は思います。
もちろんエレンが見た未来というのは、当初本人は全く望んでいないものでした。その為、何とか未来を変えようと、見た未来とは別の道がきっとあると信じて、様々な選択肢を考えていました。しかし、どの選択肢も納得出来ず、その結果自分の見た未来の結末が、自分が望むものと重なっていきます。結局未来は全ては決まっていたと同時にその全てはエレンの意思によるものだったということです。
進撃の巨人では、「自由」をテーマに描かれていて、エレンは自由の象徴とされていました。しかし、蓋を開けて見れば全ての未来を知ってしまったエレン自身、自由とは言えない存在となってしまい、その過程におけるエレンの葛藤、心情の変化は漫画でこと細かく描写されており、本当に読んでて面白いです。笑
急ですが、話を新歓に戻します。
僕たち九州大学ヨット部は全日本インカレにおいて総合優勝を取るということを目標にやっています。そして新歓では、よく日本一という言葉でヨット部の魅力を伝えています。ですが、現状としてチームの雰囲気や行動を見て、本当に日本一を目指しているといえるチームでしょうか。
口でいくら日本一と言っても、そこに行動が伴っていないと結局ただのサークルだと思うし、そんなんで新入生に魅力を伝えようとしても、ただただ空回りしてるだけのような気になります。そんな集団にはなりたくないです。
「未来は変えられない」と言いましたが、これが必然だとしても、あくまで先の未来が分かるのはエレンだけであり、より正しく言えば「未来は変わらないかもしれないが、その未来がどうなっているか現時点では分からない」が正確だと思います。
もし、”九州大学ヨット部が全日本インカレで総合優勝する”という「未来」が最初から決まっていたのであれば、過去はともかく、現在においてどこかに転換点が絶対にあります。部員全員が本当にひとつになって、日本一と言えるようなチームを目指して行動すれば、新入生たちも日本一を目指す部活の雰囲気を感じてくれると思うし、そこが本来のヨット部の魅力になるんじゃないでしょうか。
結局言いたいのは、過去も未来も変えられないので、自分たちに出来ることは現在を全力でやり抜くことに尽きるってことだと思います。僕自身、まだまだ足りないことがいっぱいあります。ですが、それを一つ一つ潰していって、今この瞬間を大事にして、インカレまでの残りの期間、全力で進んでいきたいですね!
またなんかだらだらと長くなってしまいましたが、まずは4月の新歓も元気いっぱい頑張っていきましょう〜!
写真は僕が1年生の時の試乗会の写真がフォルダに残っていました。この時の面影は何処にいったのやら...笑
失礼します。
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