言葉の力

こんにちは。4年マネージャーリーダーの川野です。このブログが更新される頃には私はグラウンドガイダンスで新入生の勧誘をしていることと思います。未来のヨット部員を獲得するべく頑張ります。

 

さて、最近私は「言い換え図鑑」という本を読みました。これは余計なひとことを好かれるセリフに変えることで、人間関係によいスパイラルを生み出そうという内容です。

 

例えば、

・「大変ですね」→「相手が言った言葉を繰り返す」

私はこれをめちゃくちゃ使ってしまうのですが、「こんなことがあった」「こんな気持ちになった」というのをわかって欲しいのに、「大変ですね」と一括りにしてしまうのは良くないとありました。

 

・「〇〇するべき」→「〇〇してほしい」

これも指示をすることが増えたからこそ大切にしたいです。すべき、は主観が入ってしまうので、ハラスメントに繋がる可能性があるそうです。

 

・「なんとかなるよ」→「どうすればいいか一緒に考えよう」

能天気だからか、私はこれもすごく使ってしまいます。気負わなくて大丈夫だよという意味で使っているつもりですが、根拠の無い励ましに聞こえてしまいますね。

 

こんな感じで色々と言い方をポジティブなものに変換する例が沢山出てきます。すごく勉強になりました。

 

本の趣旨からは話が逸れてしまうのですが、チームの中で責任ある立場にある人間は特に言い方に気をつける必要があると思います。

私もワードチョイスを間違えたり、持ち前の(?)口の悪さから誤解を生むことや誰かを傷つけてしまうことがよくあります。

年長者や肩書きによるバイアスがかかり、何気ない言葉も高圧的に聞こえてしまうこともあります。言い難いことを伝えなければいけないこともたくさんあるからこそ、好印象を与える一言が出てくると、相手を傷つけることなく素直に納得して貰えると思います。

 

自分がどんなに裏で努力したり考えていても、普段の行動や発した言葉など、他の人は見える部分でしか自分を判断できません。悪気はないのに、言動ひとつで信頼を失ったり、誤解を生むのはすごく残念なことではないでしょうか。

好かれるのが良いかは置いておいて、わざわざ嫌われる必要はないはずです。

 

また、こちらがかける言葉ひとつで人の気持ちも行動も変わると私は思っています。

こちらが言い方を変えるだけでお互い気持ちよく動けるのなら、それがベストです。

上級生にはなかなか意見や悩みが言いづらい部分もあると思いますが、こちらが言い方を変えることでどんどん改善していき、チームとして成長していけたらいいなと思います。

 

私はなかなかに言い方がキツくて同期選手や後輩たちを怯えさせているかもしれないので、少しずつポジティブな表現に変えていけるようにします。

 

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

失礼します。