5月15日練習報告

こんにちは、2年マネージャーの西森野乃花です。本日の練習報告を致します。

本日は両クラスともにランニングを行った後出艇し、470クラスはセーリング練習、レース練習を行い、スナイプクラスはスタート練習、レース練習、動作練習を行いました。また、芝先輩(R3年卒)、石原先輩(R3年卒)に海上にてご指導いただき、足立先輩(R4年卒)にミーティングにご参加いただきました。誠にありがとうございました。

 さて、今回のブログテーマは「どんな先輩になりたいか」です。これを考える上で真っ先に頭に浮かんだのは先日の出艇中の出来事でした。

 

 その日は強風小雨のコンディションで海は荒れてはいましたが良い練習のできる天候でした。しかし、出艇後レース練習を初めて数分経つと突如風が吹き荒れ沈艇が続出、さらには漂流者が何名も出てしまうという緊急事態に陥りました。1年間部活を続けてきて強風コンディションでの出艇は何度もありましたが、経験したこともないような暴風に襲われ、私はレスキューの上で萎縮してしまいました。

 そんな中レスキュー隊長の二千夏さんは冷静に一つ一つのことに対処していました。同じレスキューに乗っている人にそれぞれ役割を与え、沈艇の万全な監視体制を整え、荒れ狂う波の中正確な運転をしていました。雨が肌に打ち付け前を向き続けられないほど痛いのにも関わらず下を向くことなくただひたすらに海と戦っていました。

 私が同じ状況でレスキュー隊長だった場合、怯むことなく冷静に対処出来ていただろうか?後輩に的確な指示を出しトラブルなく着岸まで見送れただろうか?荒波の中上手く運転して人命救助を迅速にこなすことができただろうか?

 入部して約1年経った慣れによる気の緩みを引き締め直す刺激的な一日でした。

 

 では、本題に戻りますが私はどんな状況でも冷静に対処し、後輩に安心感を与えられる先輩になりたいと思います。レスキューの最も重要かつ基盤となる役目は練習の安全を確保することです。「全て私に任せて安心して練習しなさい」こう言えるようなマネージャーになりたいです。

 

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

失礼致します。