「小さな成功を褒めよう」
こんにちは。4年マネージャーの原田二千夏です。
6月に入ってから段々と夏本番の暑さが近づいてきていますね。私は夏が大好きですが、日々日焼けと戦う季節でもあるのでもどかしいです。皆さんも日焼け対策、そして水分補給をしっかり行って体調には十分お気をつけください。
さて、今日は“現代の最強マーケター”と呼ばれる森岡毅さんが出演されていたテレビ番組を見て思ったことがあったので、それについて書こうと思います。
森岡さんは分析力を武器に様々な企業の経営難を救ってきていて、皆さんもよく知るところでは、元々ハリウッド映画の世界に固執していて入場者数の減少などの課題を抱えていたUSJに日本のアニメやゲームを取り入れる戦略によって業績をV字回復させた方でもあります。
そんな森岡さんが話されていたことの中で紹介したいと思ったのが、行動を変えるコツです。
今日からはこうしよう!と決めたのに結局できなかった、という経験は誰しもがあると思います。それは、変えようという「意識」はその瞬間に変わるものの、「行動」は染み付いた神経回路と筋肉の問題だからだそうです。ですが、自分がすぐに変われないことをあらかじめ覚悟しておくことよって少しずつ自分をコントロールできるようになっていくとおっしゃっていました。
具体的な話をすると、毎日腹筋を100回する!と決めたとして、最初の5日間のうち1日しか達成できなかったとします。そこで最初から5回中5回の成功を目指して「4日もできなかった…」とがっかりするのではなく、「よっしゃ、1日できた!」というように5回中1回成功した自分を褒めるようにすると、徐々に2回3回とできるようになっていくそうです。
この番組を見て、「小さな成功を褒めること」はすごく大事なことだなと思いました。
行動を変えるコツの話からは少し逸れてしまいますが、私は選手管理部に所属しているので、選手に小さな成功を感じさせる手段が沢山あります。レース練習で今まで負けていた〇〇に勝った、ランニングのペースが上がった、○kgを楽々と持ち上げられるようになったなども、小さなことですが大きな目標を達成するためには欠かせない立派な勝利・成功で、この小さな成功を積み重ねることによって自信にもつながると思います。これらを分かりやすくデータで提示してあげるのが私たち選手管理部の役割なので、これからももっと積極的に選手のモチベーションを維持・向上させるサポートをしていきたいです。
また、マネージャーの場合は成績などが数字で表れるわけではないので、成長を感じづらくモチベーションの維持も難しいかもしれません。しかし、レース運営をミスなくできた、初めてKIDの着岸ができた、今まで知らなかった用語を覚えたなども小さな成功です。私は一度ミスをするとそのミスのことしか考えられなくなって気持ちを切り替えるまでに時間がかかってしまうタイプなのですが、これを機に1回の小さな成功にももっと目を向けてみようと思いました。
そして、選手マネ含めた部員一人ひとりの成功や勝利をみんなで祝ったり喜んだりできる雰囲気もすごく大事だと思います。誰かの成功を見つけて一緒に祝えるように部員のいろんな面に目を向けていたいですし、みんなも「成功した!」と思ったらぜひ自分からアピールしてください笑
写真は、前田がランニングの平均ペースで自己ベストを出した時のスナイプスキッパーのトレLINEです。こんな風にもっとトレLINEがみんなの成功を祝える場になったらいいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
失礼致します。