「ルールに基づくレース運営」
こんにちは。
4年マネージャーの原田二千夏です。
先日、県連の岡村さんから九大マネージャー向けにレースマネジメントについて教えていただく機会がありました。今日はそのことについて書こうと思います。
まず、岡村さんには九大ヨット部向けに資料も用意していただき、私たちにも分かりやすく教えていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
内容としては、レース委員会の方々からレース運営をする上で気をつけていらっしゃることや、救助について、コースの設置方法など、多岐にわたって教えていただいたのですが、なかでも繰り返しおっしゃっていて印象に残っていることは、ルールに基づき運営することの大切さです。
私たちが普段練習レースを運営するときには、マークをうまく設置できるかや状況を見て効率的にレースを回していけるかということにばかり目がいってしまいがちですが、それ以前のどのようなルールに基づいてレース運営しているのかということはあまり考えられていなかったような気がします。もちろんこれまで先輩方からから練習レースを運営のノウハウは教えていただいてきたので、マネージャーそれぞれがある程度の一貫性を持って運営をしているかとは思いますが、その根拠がどこにあるのかということまでは考えられていなかったように思います。しかし、ヨットという競技にはセーリング規則という規則があり、ヨットレースに関するすべてのことがその規則に基づいています。マネージャーはこれまでセーリング規則のことまでは勉強する機会はなかなかありませんでしたが、選手に委縮しながらではなく自信をもってレース運営をしていけるようになるためにも、これを機に九大マネ全体で規則の勉強もしてみたいと思いました。
また、毎回同じマネージャーが練習レース運営をするわけではないので、風が何度振れたらマークを設置しなおすのかなどの感覚がバラバラです。ですが、それでは選手の練習にも一貫性がなくなってしまうので、改めてその基準もマネージャー間で統一したいと思いました。岡村さんは片振れ10度で検討し、15度まで行けば打ちかえるとおっしゃっていて、当然かもしれませんがそこまでシビアにマネジメントされていることに驚きました。本番のレースでそれくらいの感覚で打ちかえられているということはそれ以上の振れがある中で練習を続けていても意味がないと思うので、私たちもできる限りイーブンを追い求めてシビアに運営していこうと思います。そしてそれを可能にするための技術ももっと上げていかなければいけないなと思いました。
写真は、1年前の九イン個戦の時に撮影したマネージャーチームの集合写真です。今週から大会が3つ続き、体力的にも精神的にも大変な部分があるかと思いますが、サポートも一致団結して全力で選手のサポートに臨もうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
失礼致します。
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