引退ブログー上野大一

引退ブログ

 

お世話になっております。

九州大学ヨット部前副将の上野大一です。

 

 

まずは4年間の振り返りをしたいと思います。

 

1年生

とんでもなく寒い日、暑い日、何度もマーク打ちをしました。一番きつかったのは、3時間3分おきに風をはかったことです。忍耐力がつきました。

大変だったレスキューの合間にたまに乗せてもらえる470や、A級が楽しくて仕方ありませんでした。1年生の時に小戸で開催された七大戦、フィニッシュ戦で九大が12フィニッシュを決めるのを間近で見て、なんてかっこいいんだ、先輩みたいにレースで勝てる選手になりたいと強く思いました。

 

2年生

同期山下とペア。どっちも負けず嫌いだったからか、ほんとに毎出艇喧嘩していました。そこでペアとうまくやっていく術を身につけました。特に思い出に残っているのは、2年生ペアで出場した全日本470。なんとゴールドフリートに残りました。ゴールドフリートでは、洗礼を受けほぼ全部英語でしたが、初めての全国大会とてもいい経験になりました。コロナでほとんど練習できなかった1年でしたが、その分動画を死ぬほど見て、知識を溜めた一年でした。

 

3年生

何も考えずヨットを楽しめた1年でした。ヨットに乗ることはもちろん、筋トレもミーティングも楽しかった記憶があります。レースでは中々前を走れず悔しい思い出も多かったですが、先輩が明るい雰囲気の470チームだったので、そんな時でもがむしゃらに頑張ることができたと思います。

 

4年生

一番成長した1年だったと思います。三船さんや、今村さんと関わる中で、これまでの3年間の技術や知識を整理し、よりレベルアップさせることができました。また、後輩と乗ることで、自分がなんとかしないといけないという気持ちで頑張ってきました。いい時も悪い時も一緒に頑張ってきた錦見には本当に感謝しています。そんなのできんわ!と目で訴えてくることもありましたが、ほんっっっっとに上手くなったと思います。来年も期待しています。

そして、この1年間はチームで勝つことを常に考えていました。選手とマネージャー、470とスナイプ、上級生と下級生、どれもが良い関係性であるべきです。それが十分実現できたかと言われると、自信を持ってはいと答えることができない、それが僕の後悔です。

 

本当はもっともっと書きたいことがあるけど、無限に出てくるのでこの辺で振り返りは終わろうと思います。とても大変だたけど、その倍楽しいこと、学び、成長があった4年間でした。

 

 

そんなこんなで迎えた僕たちの最後のインカレ

毎試合のようにみんなに言った言葉、もう順位決まってるらしいよ。

レースが始まる前の時点での実力で、成績は決まります。本気でそう思っていたので、普段の練習はレースぐらい集中したし、整備不良によるトラブルは絶対に起こさないように整備とチェックは念入りに行いました。その考え方のおかげかインカレ本番でも、あまり緊張せず、むしろレースが楽しむことができました。

 

結果は470級12位、スナイプ級17位、総合12位という結果になりました。目標とは程遠い、散々な結果でした。お会いしたこともないようなOBさんや、遠くからハーバーに足を運んでくださった方、日本一のサポート、ほんとにたくさんの応援をいただいたのに、結果を出せず本当に情けなく、不甲斐なさでいっぱいです。

 

 

先輩方へ

先輩方からは、技術的なこと、人間的なこと、その他にも本当にたくさんのことを教えていただきました。結果が出なくても、最後の最後まで本気の応援をしてくださいました。それが、本当に励みになったし、そんな方々のためにも絶対に勝とうと思うことができました。本当にありがとうございました。

 

かなで率いる96台九大ヨット部へ

今の九大ヨット部の実力は全国で12位です。それでも上を目指すということは、周りの大学よりはるかに考えて、努力していかないといけないということです。それを常に忘れずに頑張って行ってください。そのためのサポートなら僕も全力でやります。応援しています。

 

同期へ

言い争いとか結構あったけど、みんな凄いところがあって尊敬しています。引退しても無限に同期なので、これからも仲良くしよ。4年間ありがとう。

 

 

最後になりますが、山口顧問をはじめとする学校の関係者の皆様、セーリング連盟の方々、ハーバー関係者の皆様、帆友会の先輩方、平畑監督、いつも支えてくれた両親、本当にたくさんの方々の支えがありこのように引退を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

 

たくさんの楽しい思い出、学び、成長を与えてくれた九州大学ヨット部で4年間活動できて本当によかったと思います。

 

 

以上で引退ブログを終わります。ありがとうございました。

 

 

九州大学ヨット部前副将 上野 大一