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マネージャーの存在意義

こんにちは。新3年マネージャーの染矢陽日葵です。

 

先日初詣があり、久しぶりに部員と顔を会わせました。年末年始に会ってないだけですが、なぜか懐かしく感じました。みんな元気そうでよかったです。

 

早速ですが、今日の本題に入ります。

「マネージャーの存在意義」

なぜこのようなテーマにしようと思ったのかというと、ふと考えた思い付きです。特に深い意味はないです。

かたいテーマにはなりますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

 

まず、皆さんはなぜ”マネージャー”という役割があると思いますか?おそらく、多くの人がすぐに答えられる質問ではないと思います。私自身も答えはわかりませんし、この質問に正解はないと思っています。人それぞれです。

 

私は九州大学ヨット部のマネージャーになるまで、マネージャーの仕事を好きにはなれませんでした。私は高校ではバスケ部のプレーヤーで、バスケ部にはマネージャーもいました。しかし、その時のマネージャーの仕事としてはドリンクを作る、タイマーを設定する、試合の時にスコアを書くぐらいでした。(多分もっとあったと思います。)心の中では「マネージャーの仕事はしていて、やりがいがあるのか。楽しくなさそう。いても意味があるのか。」とずっと思っていました。(当時のマネージャーさん、ごめんなさい。)

 

しかし、大学に入学してヨット部に出会ってその考えが大きく変わりました。最初の試乗会では本気で選手として入りたいと思っていました。しかし、私の学科の関係で選手として入部することは諦め、マネージャーとして入部しました。

入部当初は高校時代のマネージャーの記憶があったことから、本当にマネージャーとしてやっていけるかが不安でしたが、入部してからマネージャーの仕事を知るうちに、こんなにもマネージャーがかっこいい部活があるのかというのを思っていきました。九大ヨット部のマネージャーは本当にたくさんの役割があります。海上練習のサポートを練習時には行い、部署にも分かれていてそれぞれの仕事をこなしています。

 

私はそれらの仕事がすべて九大ヨット部が勝利をするためにあると思います。マネージャーのする仕事は選手が出す結果として表れるかといえばそうではなく、数値化もできず、何につながっているかわからないときが多いと思います。私自身、なんのためにマネージャーをしているのだろうと悩んでいるときもありました。ヨット部のためにマネージャーとして何が私にはできているのかと。いろいろと考えましたが、最終的にはすべては”勝ち”につながると思っています。海上練習の質が向上すれば選手がより練習の行いやすい環境になる、遠征先でのスケジュールのミスをゼロにすれば遠征先での心配事がなくストレスが無くなる。ちょっとしたことかもしれませんが、そのちょっとしたことでも勝利につながっていると思います。それを信じたいと思います。

 

だから、マネージャーはそれぞれの仕事に責任をもってやり遂げてほしいと思います。それだけでもヨット部の力になります。

 

逆に選手はなにができるのか。

マネージャーなりの自論なので、不快に思うかもしれません。

選手は勝つことしかないと思います。勝つこと、結果を出すこと、それがすべてだと思っています。そんなに簡単にいかないことも多くあると思います。でも、そこまでの過程もマネージャーは見ています。トレランは自分が出せる限りの全力でできていますか?整備不良で出艇が遅れることはないですか?結果の前の行動もすべて勝利につながっていると思います。選手においても小さなことが”勝ち”につながっていることを心にとめておいてほしいです。

 

選手がメインでマネージャーがサブのような形に思われがちですが、お互いがお互いの存在意義を見出せて、高めあえる関係が私は理想的です。

 

偉そうなことをつらつらと書いてきましたが、これはいちマネージャーとしての意見です。マネージャーにおいても選手においても、それぞれの存在意義があっていいと思います。マネージャー指針にもありましたが、自分なりの正解を導き出せばいいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。