· 

座右の銘

本日の練習内容を報告致します。午前、トレーニングを行った後に両クラスともに1日を通してセーリングと動作練習を行いました。

また、下川先輩(R5年卒予定)に海上にてご指導いただきました。誠にありがとうございました。

 

今月のブログは尊敬する人について書かないといけないらしいですが、自分が捻くれているせいか、自分にはそんな人はいません。

なので今まで自分の中で軸にしてきた言葉を少し紹介しようと思います。座右の銘的なものです。

 

No one cares

 

No attack no chance

 

この二つです。

 

1つ目は辛くなった時に心の拠り所にしてました。

「誰も自分のことなんて気にしない、だから自分が思ったように、やりたいようにやれば良い」

自分の目標に向けてやっている事や努力は自分が1番分かっています。良い意味でも悪い意味でも他の誰よりも知っています。それで結果が出た時、よかろうが悪かろうが覚えているのは自分だけです。その結果は、よかろうが悪かろうが自分以外の人間はその時しか気にしていないし覚えてもいません。他人は結局その場で一喜一憂するしかないんです。

何を言いたいかというと、自分の事を1番知っているのは自分です。だからこそ自分に正直に、自分を信じて努力をすることが大事なんだと思います。誰かに褒められたいとか認められたいとかはどうでも良いんです。苦しい時に救ってくれるのはそこら辺の友達でも同期の選手やマネージャでも先輩でもありません。自分です。自分でどうにかするしかないんです。逆に自分を信じてもないのに努力したって無駄だと僕は思っています。

 

2つ目はレーサーの佐藤琢磨さんの言葉です。

自分がやりたくない事や何かやらなければならないという状況で支えてくれる言葉です。

 

最近では琵琶湖でのレースがそうでした。

去年のインカレは、レース前とか前日の夜とかにあーしよこーしよと考えてレースにのぞんでも思い通り行かない事が多すぎてとても苦しかったです。何よりも他の大会で勝った選手に負けるのがとても嫌でした。それが自分の実力の無さを証明していたんだと思います。インカレではレースで初めて艇団の1番ケツを走って死ぬほどうざかったです。(汚い言葉ですみません。)スタンに船外機でもつけて走りたい気分でした。それでもなんとかして順位を上げるためにすることは、きっと自分の経験になると思って走っていました。

僕は何事にも「こんなん無理やろ」とか「どうやったらできんねん」みたいな事があると思っています。けどそこで諦めたらダメでそれをやってのける人間が目の前にいるんです。同じ構造をしている生物なんだから自分もできると思うしかないです。そう思って自分を信じて努力する。結果がどうであれ、その過程が自分の糧になるんだと思います。その糧が次の自分を作っていくものだと思います。だからこそ何事にも挑戦すべきなのだと思います。

 

なんでも面白くない時、辛い時はあると思います。レースに出れない時、上手くいかない時、勝てない時沢山辛い場面はあります。だから辞める、諦める、僕には意味が分かりません。たかだか上手くなれないとか、面白くないから辞めるとか言っていたら、僕はこれからの人生もそうやって簡単に諦めていってしまう気がして自分が怖くてなりません。実際僕はヨットで楽しいなんて思ったことは一年生で初めて470に乗った時くらいです。そのあとはどれだけ先輩がうまかろうが、レギュラーの壁が厚かろうが死ぬ気でレギュラーになってやると思ってやってました。そこに楽しさとか面白さとかは気にしたことはありません。苦しんで苦しんでそれでも苦しんで、そうやって苦しみ抜くことが勝つためにする努力だと思います。僕の親がよく言っていた言葉があります。

 

「一回死ぬ気でやってみろ。死なないから」

 

それくらい本気でやって苦しんでみて初めて楽しいという境地に辿り着くんだと思います。

 

ここまで、1人で自分の力で努力をしてきたみたいなことを書いていますが、僕は色んな人に支えられ、励まされてきました。だからこそ、その人たちに感謝して恩返しをしないとなとも思っています。

 

本当はこんなブログではなくてもっとテキトウに、思ってもないような事を書こうかと思っていました。だけど、周りの人がどんどんいなくなって、これからも辞めていく人がいるかもしれないと考えると、少しでも自分の考えを書いて、この部活で頑張りたいと思ってもらえる人が増えれば良いなと思い、少し真面目に書きました。

 

普段こんな事を人に言わないので、ブログに書いたら、読んだ人になんて思われるか分かりませんがそんな事は気にしません。

なぜなら広報部長が思っている事を書けと言ったのでその通りにしただけだからです。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

失礼します。