こんにちは!
副将の黒田大樹です。
突然ですが、皆さんは竹を捌いたことはありますか?
突然何を言っているんだと思われる方がほとんどでしょう。
以前九大ヨット部にご指導をして下さった原貴夫さんのバイトに入らせて頂いたのですが、これはその時の話です。
内容としては山を切り開く作業のお手伝いです。
辺りに生えている長い竹を原さんがチェンソーで切り、その竹に生えている邪魔な枝を全て捌く作業を行いました。
写真を見て頂けると、邪魔な枝を全て取り除いた竹が置いてあるのが分かるかと思います。
作業時間は3時間くらいでしたが、初めての1時間は1本の枝を切り落とすだけでも非常に苦戦しました。
原さんに斧、ノコギリ、はさみを貸していただき、実際にやり方を教えて頂いたのですが、原さんが1、2回の振りで切った枝を僕は4、5回やっても全然切れませんでした。
初めは悪戦苦闘していた竹捌きですが、何度かに1度一瞬で枝を切り取ることが出来ました。
なぜ、こんなに簡単に刃が通ったのか。
僕の中では、枝の生え際を竹本体に沿うように、斧で断ち切るのではなく横にスライスするイメージで行うと上手くいくと感じました。
もちろん百発百中ではないにしても、作業の後半は明らかに捌くスピードが上がったことを自分でも感じました。
なぜこのような話をしたのかというと、ある意味で感覚のようなことをなるべく自分の中で理論付けることが再び上手くいく事に繋がることの一例だと感じたからです。
初めての作業、初めて扱う道具、慣れない山の環境、そんな中で上手く竹を捌き、それを繰り返し上手く行うためにやる事は、初めて大学からヨットに乗った人が早く上達するためにやるべき事にとても近しいと思いませんか。
ヨットはまさに感覚的なところが多いですが、それを自分の中で言語化、理論付ける事がどれほど効率的なのかを、今回の竹捌きを通して改めて感じました。
普段は海ばかりいる僕ですが、久々の山作業はとても気分の良いお仕事になりました。
今の僕は九大ヨット部で一番速く竹を1本捌くことができるでしょう(魚は捌けませんが)。
また原さんのお仕事をお手伝いさせて頂く予定ですが、とても楽しみです。
部員のみんなも僕と一緒に竹を捌きませんか。
原さんにヨットの相談に乗って頂ける貴重なチャンスでもあります。
興味がある部員がいればぜひ!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
失礼致します。
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