こんにちは。
主将の西本かなでです。
早いことにもう10月も折り返しに差し掛かりました。
私もブログを書くのは、今回を入れて残り2回のようです。
インカレが近づきワクワクする気持ちと、同時に引退が頭を過って寂しくなる気持ちもあります。
最近はあと1ヶ月だね、と色んな方と話すことが多く、4年間を振り返る機会が多くありました。
そんな中で気づいたことがあります。それは、大会の記憶の方が圧倒的に鮮明だ、ということです。
最近寒くなり始め、みんなから春練習という単語をよく聞きます。それを聞いて、春練習の寒さや1年生のときに感じたトレランのきつさとかを色々思い出したり、部員と話したりしました。
2年生のときは寒くて足に霜焼けが出来て靴が履けなくなったなあ、とか、初めての強風出艇はハイクアウトがしんどかったなとか。でも、そんなにはっきりは覚えていないし、そんなこともあったな(笑)という気持ちです。
でも、大会で負けた悔しい思い出は、今でも思い出すだけで苦しいし、そのとき感じた身が切られるような辛い思いは忘れたいと思っても頭から離れません。
練習で吹いた風はあまり覚えていませんが、自分が出場した大会は、何日目にどんな風が吹いて、どんな結果で、どんな感情だったかは2年生の大会から全部覚えています。
でも、負けて悔しかった思い出以上に、先日行われた九イン団戦の総合優勝の喜びはもっと鮮明で、2週間経った今でも嬉しさは薄れることはないです。
普段の練習のしんどさなんて、大会で負けた悔しさに比べればなんて事ないと思っていました。しかし、今回初めてちゃんとした優勝を経験して、悔しさ以上に辛い思い出を打ち消すものがあることを初めて実感しました。勝つってこういうことなのかと、こんなに嬉しいのかと感じました。
初めての優勝をみんなで喜び合って、チームの雰囲気にも弾みがついているように感じます。
インカレまであと18日。
この1年間の思い出やチームでしてきたことの殆どは、この大会の結果でのちのち受け取り方も変わってくるんだろうと思います。
勝てて良かったと言えるように、今までみんなで乗り越えてきた悔しい気持ちやしんどい練習もこの勝利のためだったと言えるように、最後まで全員で駆け抜けたいと思います。
今まで一緒に頑張ってきてくれた部員のみんな、絶対にみんなでメダルを獲ろう。絶対に勝って下剋上しよう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントをお書きください