こんにちは、4年の鈴木です。
今回は最近見つけた発見2つについて書いていこうと思います。
みなさん、陸で考えたことが海上で実現出来ないと感じたことはありませんか?
ヨットの難しさのひとつとして陸で考えていてもなかなか海上で実現出来ない、気をつけるべきことを忘れてしまうということがあると思います。これがなぜ起こるか考えたことはありますか?
飛行機の墜落事故の1つの原因に空間識失調というものがあります。簡単に言うと自分が上昇しているか下降しているか分からなくなる現象です。訓練時にこれの対策として空間識失調になったら計器を信じて飛行するよう教えられるそうですが、実際に計器を信じて飛行することは難しいそうです。頭では分かっていても出来ないようです。これの原因として、パイロットの6割頭というものがあるそうです。上空では低酸素、状況への潜在的な恐怖、疲労などでパイロットは通常時の6割しか頭がはたらかないと言われています。
これと同じことがヨットでも起こっているのではなくないでしょうか。特に強風では上空のパイロットとかなり似た状況になっている気がします。
では、対策するには何をすれば良いでしょうか。
まずは筋トレ。原因の一つである疲労を軽減できます。筋肉が大事と言われている理由の1つです。次に自分の頭が働いていないことを認識すること。頭が働いていないことにはなかなか気づかないものです。頭が働いていないことを知り、一つ一つ丁寧に情報を処理しましょう。
ここまで書いてきましたが、あくまでも僕がこう考えているだけでヨットに乗っている状態と飛行中のパイロットの状況が似ているという証明はありません。参考までに…
大発見2つ目は画期的です。
サギング量を見るため誰しもショックコードでフォアステイをピンピンに張ると思います。しかし、出艇時にピンピンに張ったフォアステイもランチャーを1回ひっかけたりジブが絡んだりすると一気にたるんでしまいがちです。
それを解消してくれる結び方を見つけました。本来は旗とロープを結ぶ時に使う結び方のようです。文字で説明するのは難しいので気になる人は僕の船を見に来てください。ランチャーを引っ掛けても、ジブが巻きついてもたるみません。
新たな知識を得られるとワクワクしますね。
失礼します。