自認

 

こんにちは。

1年選手の宇多村です。

今回のブログのテーマは「座右の銘」です。

座右の銘と聞いて一番最初に思い浮かんだのは「知識は納豆」でした。この言葉は中学生の時に通っていた塾の先生の言葉です。1粒1粒が様々な糸を引いて繋がり納豆という1つの食べ物を成す。それは点と点が線で結ばれ1つの体系と成す知識であることを表しています。とはいえこの言葉は今回のブログの趣旨としてはずれそうなので割愛します。

 

閑話休題

 

そこで、僕の好きな小説の1つである『四畳半神話大系』の言葉を取ってこようと思います。

「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である。」

哲学的には、インド哲学者のヤージャニャヴァルキヤの考えをもとにした言葉だそうです。一見すると哲学的でよく分からないように感じますが、この言葉の1番のメッセージは大事なのは今の自分を認めてあげることだと考えています。僕たちは何かとありもしない可能性に夢を抱きがちです。ピアノを弾くことができたら、、、単位が全部取れたら、、、確かに可能性はあったしこれからも可能性はあります。でも、行動を伴わない現実逃避的な夢想はいずれ苦痛となります。僕自身夢想をしすぎるとかえってその理想像の高さに苦しめられることがありました。自分の可能性というあてにならないものに望みを託すことが諸悪の根源であります。だからこそ、今の自分の現状をみてあげたいと思っています。最後にこの言葉は可能性がないというではなく、他人に嫉妬して別のことを夢想するのは時間の無駄であるということです。ヨットにおいても自分自身と向き合い頑張っていこうと思います。

 

拙い文でしたが、読んで頂きありがとうございます。

失礼致します。