楽しい時々寂しい


こんにちは!
マネージャーリーダーの西森野乃花です。

 夏練習が終わったと思ったら急に気温が低くなってしまいましたね。まだ私のクローゼットは真夏仕様で衣替えが間に合っておりません。久々に大学に行って自分が世間といかに離れて夏休みを過ごしていたのかがひしひしと伝わってきます。一般女子大生へ擬態するにはまだまだ肌が黒すぎるようです…

 さて、長い長いと思っていた夏練習もあっという間に終わってしまいました。夏練習を終えてからみんな様々な感情を抱いたと思います。ただただしんどかった人、ハードな週6の練習に耐えきって生を実感している人、思ったように上達できずに悔しい人、まだまだ練習し足りない人。私はと言うと、寂しいの一言に尽きます。朝から晩までずっと一緒にいて、オフの日もなんやかんやヨット部の人と会って、ヨット以外何も考えなくて良い幸せな2ヶ月間の現実逃避が終わってしまったのです。勉強やら今日の献立やら車校のスケジュールやら、大学が始まるとヨット以外のことも沢山考えないといけないですよね。

 私の抱く寂しいと言う感情の内の半分くらいを“今の1年生ともっと一緒に居たかった”が占めています。1年生が入部してからまだ5ヶ月しか経っていません。私が1年生の時は、もちろん4年生のことは大好きでしたが引退の時に短かったなとはあまり思いませんでした。だからこそ、自分が今1年生の成長をもっと見届けたいと思っていることに驚いています。ついに私にも母性本能が芽生えたのでしょうか?
 今の1年生は凄まじいです。このままの成長速度で進化を遂げたら100周年も大成功間違いなし、誇れる代になるはずです。

 まずは選手。この4年間見てきた中でどの年よりも長く沢山ヨットに乗れています。初心者1年生ペアで練習が成り立つなんて夏練習が始まる前は思ってもいませんでした。それに、乗っている姿勢が、それっぽい人が多いです。それらしさというのがヨットにおいては大事だと、動作も上手い人は美しいとOBさんが仰っていたのを覚えています。ヨットに乗りたい欲もすごく強いです。すごく強いですが、それと同じくらいラントレ欲も凄いです。やりたがり屋さんが多いですね。筋トレを頑張りすぎて吐く人を私は生まれて初めて見ました笑

 次にマネージャー。これまたとんでもない粒揃いです。夏練習中に本船運営をマスターしました。どんな仕事を与えても完璧にこなしてくれます。整備や天候などで出艇までの待ち時間が発生した時は“本船ごっこ”を一緒に楽しみました。そんな精鋭たちにできるだけ応えてあげようと、私も知っている知識を詰め込むようにしています。ミゾベメイちゃんは逆ジブまで理解してくれました。逆ジブという言葉をこの時期に知っている1マネは歴代いなかったと思います笑

 今の時期にここまで成長できているなら半年後、1年後、その先はどれくらい伸びているんだろう、ワクワクが止まらないというのが100代の子達のウリだと思います。この強みを潰すことなく来る春練習を乗り越えて欲しいところです。

 そんなワクワクな代がここまで付いてきてくれた分にはしっかり結果を出して気持ちに応えてあげないといけません。結果で魅せる、最後に先輩としてカッコつけさせて欲しいです。完全優勝以外考えられません。

  写真は曳航中にスタンが重いからバウの方に座ってと言ったら不思議な陣形で座り出した470のおちゃめな後輩たちです。曳航中ずっとこの体勢で曳航される船を眺めていました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。失礼いたします。