九イン団戦を終えて



こんにちは。4年マネージャーの上妻です。

九イン団戦を終え、残すは全日本インカレのみとなりました。他水域の出場校も出揃い、江ノ島での光景を想像し、ドキドキする日々です。

私が現役としてブログを書くのは今回が最後になるようですが、これまでを振り返るのは全てが終わってからにしようと思うので、目の前のことだけを見つめたいと思います。

先日の九イン団戦について。
結果は皆さんもご存知と思いますが、470団体2位、スナイプ団体1位、総合1位です。目標は完全優勝でしたが、最終日の南風で行った最終レースで470が逆転を許し、完全優勝という目標達成は出来ませんでした。

もちろん悔しいです。九大全員が悔しさを噛み締めました。ただ同時に、この夏で自分たちがどこよりも強くなったことはレースの中身を見れば明らかでした。

夏練の中盤。470とスナイプでの合同レース練を終えると、だいたい14時から日の入りまで、1日4時間近くセーリングをする日々。470もスナイプも休むことなく登り続け、一生登ってました。そして玄海島近くまで行って一気に下る。風が弱くても、強くても、とにかく走り続けました。

そんな彼らにとって、レースのレグは短くて一瞬です。走り続け、追求し続けた圧倒的ボートスピードも十分に成果が見られました。

自分たちが夏練でやってきたことが身体に染みつき、上振れした訳でもなく実力で走り勝っていたと私は思います。

自分たちの弱点が見えたのはもちろん、九大の強みというのも確実に手にした大会でした。

江ノ島では、どんな風が吹くのか、どんな波なのか、まだ分かりません。楽しみです。
どんなコンディションであろうと、九大らしく暴れてくれると信じています。

レギュラー、サポート全員が一つになり全力を出し切るのが団体戦です。1年間無茶を言いまくったけど、ここまでしっかり着いてきてくれた逞しい後輩たち、後輩の背中を押し、自分のケツを叩き、必死に前を歩き続けた同期、部員全員を誇りに思います。本当に大好きです。そんなみんなと全国で戦えることだけでも嬉しいです。

九大ヨット部54名がこれまで積み重ねてきたこの一歩を見せてやりましょう。

失礼いたします。